デザイナーが選ぶ、GWにクリエイティビティを刺激する本【5選】
こんにちは、ギャプライズ・デザイナーチームです。
私たちのチームは通常業務以外にも、趣味で動画制作やイラスト書いたり、和菓子作り道を探求するなど、好奇心が高いメンバーが在籍しています。
そこで今回は、「いつもとちょっと違う本を読んでみたい」「自分では選ばない本を教えてほしい」という声にお応えし、この連休に読むとクリエイティビティが刺激されるような本をご紹介いたします。
人の「なぜ」を解き明かす
「行動経済学」という字面を見ただけで、「あぁ~もういいやあ(^p^)」となってしまう人はいませんか?私はそうです。
そんな私でも「なぜ人がそう動くのか。」の実例を漫画で表してくれるので、すらすら読むことができるのです。著者は「ピタゴラスイッチ」でも有名な佐藤雅彦さん。読み終わったあなたは「あ~それアンダーマイニング効果ね~」とドヤりたくなること間違いなし。
「行動経済学まんが ヘンテコノミクス」
著者:佐藤 雅彦,菅 俊一,高橋 秀明
出版社:マガジンハウス
発売日: 2017/11/16
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アニメーションとお金の話
私自身ピクサーとディズニーの違いもあやふやなWEBデザイナーで、「アニメーション企業のお金の話、なにそれ面白そう!」と外野から飛び込んでしまったのですが、会社を立て直すことがこんなにもクリエイティブなのかと、ワクワクが止まらず一気に読みました。
お金の話と言えば無機質な数字のイメージしかなかったけれど、そこには人が介在し、色々なドラマを生む。「ピクサーってもう奇跡の上に成り立ってたんじゃないの!!」と。。
スティーブジョブズのような天才がいても、当時最先端のアニメーションを制作する才能があっても、それだけじゃなしえないアニメーション会社の復活劇とその先へ。
ピクサー映画のエンドロールは最後まで観たくなります。
そしてお金のことを少し真剣に考えられるようになります。
「PIXAR <ピクサー> 世界一のアニメーション企業の今まで語られなかったお金の話」
著者:ローレンス・レビー
翻訳:井口耕二
出版社:文響社
発売日: 2019/3/15
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目で見て楽しむデザイン入門
デザイン制作に関わるうえで大切な視点、考え方を分かりやすくまとめた入門書!
・何となくでデザインをしている
・デザインに落とし込んだ時、伝えたい情報が分からないデザインになってしまう
・イメージしてたハズなのに、想像してたものと違うデザインが出来上がってしまう
そんな方にデザインを通した情報の伝え方が分かりやすく解説された一冊です。
図が多くビジュアルで感じながら理解に繋がるため、難しい内容が苦手でデザインの基礎を知りたい方必見です!
「なるほどデザイン」
著者:筒井 美希
出版社:エムディエヌコーポレーション
発売日: 2015/7/31
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読みながら頭が柔らかくなる
学習教材のようなタイトルを冠する近代の奇書。
ある男の些細な日常を99もの文体で自在に書き分けた断章は、さながら言語遊戯のよう。
文法はもちろんのこと、人の多彩な感性やその心理に至るまで、テキストの枠を超えた「言葉」が持つ表現の可能性を探る一冊。
教則本ではなく1編が1~2ページととても短いので、文法を遠い昔に忘れてきてしまった人にもオススメ!
読み終わる頃には、あなたもマーケティング用語で「文体練習」したくなるかも。
「文体練習」
著者:レーモン クノー (著), Raymond Queneau (原著)
翻訳:朝比奈 弘治
出版社:朝日出版社
発売日:1996/11/1
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仕事に行き詰ったときにも元気をもらえる
とらやで職人をされていた方が、独立して和菓子屋として起業するまでのプロセスを紹介した本、なのですが、
・目からウロコ!→確かに、言われるとそうだよね!
・様々な気づき!→その手があったか!
・おいしそう!→雰囲気のある写真もよい!
・詩的!→リズムよく読めちゃう!
そんなビジネス書です。
作ることを仕事にしている人なら共感できる、元気と意欲をもらえる、そんな素敵な1冊です。
「わがしごと」
著者:wagashi asobi
出版社:コトノハ; 1版
発売日:2016/4/15
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【最後に】
いかがでしたでしょうか。一見普段の業務に関連しなそうな本でも、そこには様々なアイディアが散りばめられているものです。
ビジネス書にはないような、クリエイティブなエッセンスを求めて、心の赴くまま本を手に取るのもおススメですよ!
MarTechLab編集部
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