RTB Houseとは?4つの特徴と開始前のチェック項目

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■RTBHOUSEとは

 ー RTB Houseは、2012年にポーランドで創業したデジタルマーケティングテクノロジーを提供する企業です。

ー 脳神経学よりヒントを得てユーザー行動やコンバージョン予測、クリエイティブの生成を人工知能で行うモデルを開発。あらゆる情報を一元管理して100%ディープラーニング(深層学習)を実現し、リターゲティング広告等を可能としています。

ーアジアを含む世界80カ国で展開し、2018年1月に日本法人を開設した。日本市場において、売上、アカウント数ともに順調に拡大しています。

※媒体資料RTB House Retargeting Mastersheet _ 2023-V3.1_page-0005

 

 

■RTBHOUSEの3つの広告商品

以下3つの広告商品を展開しているRTBHOUSEの中でも、特に注目度が高いリターゲティング配信に焦点を当てた紹介記事となっています。

ーブランディング配信(潜在層の掘り起こし)
ープロスペクティング配信(潜在層から顕在層へ)
ーリターゲティング配信(顕在層の顧客化)

 

 

■RTBHOUSEの特徴1.深層学習

【1】100%ディープラーニング(深層学習)採用

RTBHOUSEの最大の特徴は、世界で唯一の100%ディープラーニング(深層学習)を採用したリターゲティング広告の配信サービスを提供するユニークなアドテクカンパニーDSPです(2023年時点)

世界中の広告配信サービスで機械学習が採用されている中、唯一RTBHOUSEは深層学習を採用した広告配信サービスを提供している点が最大の特徴です。

 

【2】機械学習と深層学習

機械学習(マシンラーニング)
膨大なデータの特徴を人間が特徴(特徴量)を定義し機械に読み込ませ、学習させ、結果を見てチューニングしていく学習方法です。このクリエイティブは効果が高い、このユーザーは効果が高い、など人間が判断した情報を機械に学習させることで、配信効率を上げる方法です。RTBHOUSE以外の多くの広告媒体は機械学習(マシンラーニング)を採用しています。

深層学習(ディープラーニング)
RTBHOUSEで採用されている。機械自身が膨大なデータの特徴量を定義付け、学習をし、結果を元に自分でチューニングをかけていく学習方法です。

RTBHOUSEの深層学習とは
RTBHOUSEは深層学習によって、ウェブサイト閲覧された商品ページ情報(閲覧ページ、商品単価、閲覧間隔時間、滞在時間、フィードデータ、タグ情報)、広告配信先、クリエイティブ、といった様々なデータを元に機械が判断し、より効果の高い配信を実現します。深層学習は非常に精度が高い反面、機械学習と比べてレコメンド商品を決定するまでに必要なシステム計算回数が何倍も多く機械が1から判定するため学習期間は長くなる傾向にあります。

 

 

■RTBHOUSEの特徴2.課金モデル

CPA/ROAS課金モデルとdCPC課金モデル(DynamicCPC)

CPA/ROAS課金モデル
既存リターゲティング広告の効果を最低限保証する課金モデルです。リスクがない広告投資が可能です。メリットがある一方で、配信ボリュームが出ずらく、学習期間が長くなる傾向があるため、より大きな成果を実現するタイミングで dCPC課金モデルに移行する、もしくは併用するのを検討するのも良いでしょう。

dCPC課金モデル(Dynamic CPC課金)
獲得見込みに応じて動的(Dynamic)に入札CPCが変動するCPC課金モデルです。IMPが強く出るため配信ボリュームが出やすく、学習期間が短くなる傾向があり、一般的に広く採用される課金モデルと言えるでしょう。

※媒体資料RTB House Retargeting Mastersheet _ 2023-V3.1_page-003

 

 

■RTBHOUSEの特徴3.魅力的なクリエイティブ

RTBHOUSEの広告クリエイティブにおいては、魅力的な表現を行うことが可能です。たくさんの機能がありますが、例えばLike・Dislikeなどのボタン機能をつけたクリエイティブも実装可能です。その他にも、特定のパーツ箇所の画像が切り替わる(ローテーション)するバナーカスタマイズが可能です。

※引用元画像:https://jp.rtbhouse.com/our-products/personalized-retargeting/

 

 

■RTBHOUSEの特徴4.豊富な配信面

国内の主要な配信面(広告在庫)を網羅可能。

どのような配信面に広告配信されるのか以下画像にて確認してみましょう。主要配信面として公開されている情報の中には、ユニークユーザー数が多いポータルサイトサービス、国民的メディアサービスが含まれているため、非常に広い広告リーチを実現できます。

※媒体資料RTB House Retargeting Mastersheet _ 2023-V3.1_page-0041

 

 

■RTBHOUSEを始める前に

【1】単品通販は審査上NGとなる

得意な業種・商材として、旅行、アパレル、不動産、人材サービス、などが挙げられる一方で、NG業種も存在します。以下はNG業種の例となります。

掲載NG例:単品通販※/たばこ/武器/マッチングサービス/アルコール

※ダイナミックリターゲティングというソリューションの性質上、単品通販は掲載NG業種に含まれる点に注意が必要です。

【2】リターゲティング配信の場合、すべての商品がプロモーション対象となる

RTBHOUSEでリターゲティング配信を行う際には、全ての商品(商材)をプロモーション対象とすることが申込条件になります。複数の商品(商材)を持っているのに、特定の1つの商品だけに絞ってプロモーションするといったことは非推奨となります。

【3】大規模なアカウントと相性が良い深層学習

掲載可否の条件の一つに、多くのユニークユーザー数(UU数)を誇る中・大規模サイトであることが含まれます。(目安として月間30万UU以上とされています)このようにサイト訪問者数の規模に目安が設けられている理由として、100%深層学習を採用している点が挙げられます。深層学習はより膨大で複雑なデータの学習が可能である反面、データが不足しがちな小規模サイトでは十分な効果を期待することができません。

 

 

■複数媒体xリターゲティング併用戦略

弊社では、横断的な評価を行うためのGA4などを活用した分析基盤の構築サービス、そして複数の広告媒体を併用するリターゲティング併用戦略を推進しています。既にGoogle広告やYahoo!広告、Criteoといった広告媒体でリターゲティングを実施済みであり、成果面で頭打ちになっているケースであっても、更にRTBHOUSEを併用することで成果の最大化を実現する広告配信設計のノウハウを持っています。各広告媒体が接続するSSPが完全に重複することはないためRTBHOUSEに限らず、特徴的なDSPを併用することでよりリーチを広げて成果拡大を狙う複数媒体xリターゲティング併用戦略を推奨しています。

弊社の運用コンサルタントが○営業日以内にヒアリングを行わせて頂きます。RTBHOUSEを検討している広告主からのお問い合わせをお待ちしております。気になる点、不明点がありましたら、お気軽にこちらのフォームからお問い合わせください。ご相談をお待ちしております。

 

※媒体資料RTB House Retargeting Mastersheet _ 2023-V3.1_page-0069

 

 

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鈴木 隆司

2005年ギャプライズ共同創業 ECコンサルタント、セールス、Webマーケ事業、経営など、実務業務もマネージメントも酸いも甘いも経験させていただき、2020年よりギャプライズの広報業務を担っています。

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