CARIUMA サーバー応答時間が74%減少
こんにちは。MarTechLab編集部です。
本日は、EdgemeshのCARIUMA事例を日本語に翻訳し、皆様にお届けします。この事例では、自社サイトの速度を改善しなければならない状況ではあるものの、shopifyの強みである柔軟性と迅速性が失われることは避けたいと考えていたCARIUMAが、Edgemeshと出会い、サーバーレスポンスタイムが74%するまでのプロセスを紹介しています。
参照元の事例記事につきましては下記リンクからご覧になれます。
https://edgemesh.com/case-study/cariuma
本記事はEdgemesh社の許可を得て、ギャプライズが翻訳しお届けしています。当記事が貴社サイトパフォーマンス向上のヒントになりましたら何よりでございます。
~・~・~ここからが翻訳です~・~・~
CARIUMA サーバー応答時間が74%減少
「Edgemeshは、サイト速度を向上させるための最も論理的で技術的に優れたソリューションです。これは自明の理です。」
ミア・オッテ
プロダクト責任者
主な成果:
- サーバーレスポンスタイム74%減少
- Time To First Byte(TTFB)63%減少
- ブラウザのフェッチタイム62%減少
目次
CARIUMAとは
CARIUMAは、ブラジル リオデジャネイロ発の超高品質スニーカーブランドです。2018年以来、人々と地球に優しい、クラシックで快適なスニーカーを作成してきました。持続可能な素材からサステイナブルな靴を作るだけでなく、1足購入されるごとにブラジルの熱帯雨林に木を一組植える取り組みも行っています。
課題
【ヘッドレス化せずにサイトの速度を改善する】
プロダクト責任者のミア・オッテとデジタル責任者のフェリペ・アラウジョは、CARIUMAのサイト速度が業界基準を大きく下回っていると感じていました。その上、改善のためにどれだけ投資しても望むほどの速度にすることができないという事態に直面していました。サイト速度がSEOやコンバージョンに影響を与えることを認識していた彼らは、より大きな成果を求めていました。
既存のパートナーにパフォーマンス向上の提案を求めたところ、CARIUMAのShopify Plusサイトをヘッドレスインフラに移行することが唯一の選択肢であるように思え、失望しました。
いくつかのプロバイダーは評価したものの、そもそもShopifyを選んだ理由である柔軟性と迅速性を失うことに繋がってしまうのに加え、インテグレーションをカスタムで作成する必要があり、それらすべてを管理するチームを用意する必要があるからです。
そのような中、データ分析プロバイダーがEdgemeshを推薦しました。これは、Shopifyを置き換えるのではなく、それと共に機能する唯一のソリューションでした。
「Edgmeshが最初からShopifyの枠内で動作していることが非常に気に入りました。彼らは明らかにShopifyの専門家であり、私たちがパートナーに求める長期的な視点を持っていました。」
解決策
【Shopifyと連携してヘッドレスのスピードを実現するパフォーマンスツール】
Shopifyが自社のバウンダリーを強化し始めたことで、他の評価していたソリューションがほとんど無意味になっていました。そのため、ミアとフェリペはEdgemeshのアプローチに惹かれました。
ミアとフェリペは過去多くのツールベンダーから、非現実的な結果の約束を受けてきました。そのため、EdgemeshチームがCARIUMAサイトのEdgemesh上でのプレビューを提供し、パフォーマンス向上の予想数値と共に提示した際、彼らは懐疑的でした。
しかし、Edgemeshチームは彼らの技術的な質問に対して正直かつクリアに答えました。さらに、インフラの大幅な変更を必要としないため、試してみることに何のデメリットもないと判断しました。
導入プロセスは短く簡単でした(特にヘッドレス化に数ヶ月かかるケースと比較)。この過程で、ミアとフェリペはEdgemeshチームの細かい注意と迅速な対応に感銘を受けました。フェリペはこれを、彼のキャリアを通じて他のパートナーでは経験したことのない、最上位レベルに位置づけています。
そしてEdgemeshを導入した後、ミアとフェリペはついに、わずか1週間で探していた大幅な改善を目の当たりにしました。
「Edgemeshは、既存のShopifyインフラを使用しながら、ヘッドレスインフラから得られる速度を実現する唯一のソリューションです。これには、新しい運用方法やエンジニアリングチームの構築、インテグレーションの実施のどれも必要ありません。」
フェリペ・アラウジョ
結果
【PageSpeedスコアで60ポイントの向上】
Edgemeshチームが約束した成果の半分の数値でもミアとフェリペは大満足だったでしょう。しかし、Edgemeshは提案した目標を達成し、CARIUMAチームは自社のPageSpeedスコアが60ポイントも向上したことに驚きを隠せませんでした。
さらに、CARIUMAのサイトは主要なすべての指標で改善を遂げました。サーバーレスポンスタイムは74%減少し、TTFBは63%減少しました。ブラウザのフェッチタイムは62%減少し、Largest Contentful Paint(LCP)は68%減少しました。
今では、サイト速度についてミアとフェリペが対処することはありません。彼らは自身のエネルギーと開発リソースを、CARIUMAの顧客体験向上、ひいては人々と地球にインパクトを与え続けることに集中できるようになりました。
「結果を出し、それを裏付けできるだけの実力を備えたチームは稀です。論より証拠。結果が証拠です。サイト速度が向上したのを見たとき、私たちは驚きました。」
ミア・オッテ
サーバーレスポンスタイムは、サーバーからページのレンダリングを開始するために必要なHTMLを読み込むのにかかる時間を測定します。
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この記事にあるように、Edgemeshは一行コードを追加するだけで、ブラウザキャッシュの最適化、実際の訪問者のパフォーマンスデータの全量計測、事前キャッシュ機能によるサイト速度の向上などが可能になります。これにより、ウェブサイトの運営者はサイトのパフォーマンスを容易に監視し、向上させることができます。
ご興味ある方は、こちらよりお気軽にご連絡ください。
舟木/マーケティング・IS担当
ABテストツールなどのインサイドセールス専任として入社し、現在はマーケティングも担当。週5でヨーグルトを摂取。好きな野球選手は大谷翔平。