MINI 画像データ87%削減とFCP・LCP大幅改善を達成【Speed Kit導入事例】
こんにちは、MarTechLab編集部です。
当記事では、Speed KitのMINI事例を日本語に翻訳しお届けします。BMWの子会社であるMINIは、ウェブパフォーマンスがデジタルビジネスの重要な課題であると認識し、Speed Kitを導入しました。どのような改善結果が得られたのかまとめましたので是非最後までご覧ください。
※日本のドメイン配下で行われた導入事例となります。
なお、当記事はSpeed Kit社の許可を得て翻訳しお届けしています。当記事が貴社サイトパフォーマンス向上のヒントになりましたら何よりでございます。
目次
挑戦
BMWの子会社であるMINIは、卓越したデザインで知られる世界的な自動車メーカーです。MINI車は、ユニークなアイデンティティと技術革新により、特に購入者の多いモデルのひとつです。ほとんどの顧客がオンラインで自動車を調査・購入しているため、MINIは何千ものページビューに対応する必要があり、ウェブパフォーマンスがデジタルビジネスの重要な課題であると認識していました。ページスピードは日々の事業活動に大きな影響を与え、顧客満足度の向上に役立ちます。MINIのような大規模なグローバルビジネスでは、ページビューの量を管理することが大きな課題になっているのです。
ソリューション
Speed Kitは、ウェブパフォーマンスを向上させるためにウェブサイトコンテンツのサーバーサイドレンダリングを可能にします。このサーバー技術により、HTML、CSS、Javascriptなどがより迅速に配信され、ユーザーのウェブサイトの読み込みが高速化されます。その一因は画像の最適化によるもので、トランスコーディングを使用してより良い形式に変換し、自動的にレスポンシブ対応させます。また、FCP(First Contentful Paint)の最適化も行われ、サイトが一層顧客にとって優しいものとなりました。
画像データ全体の節約量
Speed Kitの導入により、918GB、割合にして87%の画像データ削減に繋がりました。
First Contentful Paint (FCP)
以下のグラフは、Speed Kit導入前後でFCPを比較したものです。
結果
Speed Kitによる改善はABテストで検証することができます。オリジナルのバージョンとSpeed Kitによって最適化されたバージョンを比較することで、Speed Kitによるパフォーマンス向上を明確にすることができます。リアルユーザーモニタリングにより、Speed Kitが正常に動作していることを確認し、ウェブパフォーマンスメトリックスの改善の概要を提供します。GoogleによるLCPなどの主要なウェブメトリクスの測定では、顕著な改善が示され、ユーザーエクスペリエンスにもポジティブな影響を与えています。
Largest Contentful Paint(LCP)
以下のグラフは、Speed Kit導入前後でLCPを比較したものです。
~・~・~・~・~・~・~・~
他にも多数の業界・企業の活用事例がございます。
「同じ業界の企業でどのような改善ができたのか知りたい」「自社の場合どのような結果が出るのか試してみたい」などのご要望やご不明点がある場合は、こちらからお気軽にご連絡くださいませ。
舟木/マーケティング・IS担当
ABテストツールなどのインサイドセールス専任として入社し、現在はマーケティングも担当。週5でヨーグルトを摂取。好きな野球選手は大谷翔平。