Carhartt わずか数日間でドイツ、フランス、イギリスのEコマースサイトパフォーマンスを改善【Speed Kit導入事例】
こんにちは、MarTechLab編集部です。
当記事では、Speed KitのCarhartt事例を日本語に翻訳しお届けします。SEOへの影響を鑑みてウェブパフォーマンスの改善を進めたCarhartt。本番稼働までわずか1週間しかかけずに大きなビジネスインパクトを得ることができました。Speed Kitを活用してどのような結果が得られたのか、様々な指標の観点からまとめました。
参照元の事例レポートは以下リンクからご覧になります。
https://www.speedkit.com/cases/study-onepager-carhartt.pdf
なお、当記事はSpeed Kit社の許可を得て翻訳しお届けしています。当記事が貴社サイトパフォーマンス向上のヒントになりましたら何よりでございます。
目次
挑戦
Carhartt Work in Progressは、アメリカのCarharttワークウェアブランドのライセンシーであり、ローラースケートなどのスケーティング、グラフィティ、ヒップホップ、BMXなどのサブカルチャーにストリートウェアスタイルを提供しています。また、Carhartt WIPは、ヨーロッパおよびその他の地域で拡大しています。同社のオンラインビジネスにとって、さまざまな市場に存在する数百万人のユーザーに、拡張性のある優れた顧客体験を一貫して提供することが重要です。ページ速度は、特にそのSEOへの影響から、改善することで大きなビジネスインパクトがもたらされることが判明しました。
「Speed Kitの優れている点は、その拡張性と素早く実装できることです。わずか数日で本番稼働でき、同時にドイツ、フランス、イギリスなど、最大の市場で実装できました。結果は驚くほどで、現在では全ての主要国のサイトでSpeed Kitが稼働しています。」
マーク・ローハウゼン
Carhartt WIP Ecommerce部門責任者
実装
「私たちはオンボーディングとテクニカルな実装に非常に満足しています。Speed Kitチームとの連携はリラックスしたものでしたが、彼らは目標達成に向けて熱心で、私たちは常に完璧にサポートされていると感じていました。プラットフォームと実装パートナーとの調整は素晴らしいものでした。」
マリオン・ウィッティンガー
Carhartt WIP テクニカルチームリーダー
Speed Kitは2つのJavaScriptファイルでショップシステムに追加されました。Carhartt WIPのデジタルエージェンシーはフロントエンドを管理し、Speed Kitチームと共にSpeed Kitを設定しました。
1週間後、Speed Kitはセットアップ・テストされ、試験運用の準備が整いました。その後、主要3か国のオンラインショップで行われたリアルユーザーデータの実証的なABテストが行われ、成功裏に評価されました。
ABテストの結果
以下は主要3か国において、Speed Kit導入前後でFirst Contentful Paint(FCP)がどのように変化したのかを示したグラフです。
Googleのパフォーマンス評価
本番稼働し有意な結果を指し示すまでにわずか1週間しかかかりませんでした。First Paint Timeは1.9倍、ウェブサイトへのアクセス速度が1.6倍高速化し、Googleランキングでより上位にランクインすることとなりました。
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舟木/マーケティング・IS担当
ABテストツールなどのインサイドセールス専任として入社し、現在はマーケティングも担当。週5でヨーグルトを摂取。好きな野球選手は大谷翔平。