ツヴィリング 「ローディング時間の短縮は、収益な大幅な増加などビジネス指標の改善に繋がります」【Speed Kit導入事例】
こんにちは、MarTechLab編集部です。
当記事では、Speed Kitのツヴィリング J. A. ヘンケルス AG事例を日本語に翻訳しお届けします。SEOランキングやビジネスの成功を考えると上質な顧客体験や高速ウェブパフォーマンスが必要不可欠だと考え、部門責任者のフローリアンはSpeed Kitの導入を決定しました。LCPなどの向上は勿論のこと、ページ速度の向上はコンバージョン率や総収益の拡大にも繋がりました。この事例では、Speed Kitによってどのような変化がもたらされたのかを紹介します。
参照元の事例レポートは以下リンクからご覧になります。
https://www.speedkit.com/cases/study-onepager-zwilling.pdf
なお、当記事はSpeed Kit社の許可を得て翻訳しお届けしています。当記事が貴社サイトパフォーマンス向上のヒントになりましたら何よりでございます。
目次
挑戦
ツヴィリング J. A. ヘンケルス AGは、キッチンナイフの最大かつ最古のメーカーの1つで、ドイツ製の高品質を提供する長年の伝統を持っており、調理器具、カトラリー、キッチン用品、およびバーベキュー製品を販売しています。世界中で数千にわたる小売店を運営している一方で、オンラインストアは最も重要な販売チャネルの1つに成長しました。常に優れたユーザーエクスペリエンスと高速なウェブパフォーマンスを提供することはSEOランキングと商業的成功には不可欠であったものの、世界規模での大きな課題となっていました。
「Speed Kitは、当社のオンラインストアにとって素晴らしいページ速度ツールです。新たな分野の改善に貢献してくれています。長期的な協力関係の中で、ローディング時間の短縮が収益の増加を含むビジネス指標の改善に繋がることが証明されています。」
フローリアン・ナーゲル
Consumer Solutions部門責任者
ツヴィリング J. A. ヘンケルス AG
ソリューション
Speed Kitの導入により、すべての技術的なページ速度メトリクスが大幅に改善しました。これは、ブラウザとクラウドテクノロジーに基づいた独自のキャッシングアルゴリズムのおかげです。つまり、この実装はプラグアンドプレイ型で、システムやウェブサイトに対してごくわずかな変更しか必要とせず、効果自体をA/Bテストできます。さらにこのユニークなアプローチにより、クラシックな方法ではキャッシュできない非常に動的なウェブサイトの高速化も実現できます。
改善
Speed Kitを使用して各指標がどれくらい改善したのかをまとめました。
Largest Contentful Paint (LCP)
Speed Kit導入後、LCPは32%高速化しました。
結果
技術的な速度メトリクスの改善、例えばTime To First ByteやLargest Contentful Paintがビジネスの成功にどのような影響を与えるかを定量化するために、Speed Kitチームは長期間にわたるABテストを実施し、改善されたユーザーエクスペリエンスの効果に関する統計的に有意なデータを収集しました。まず、よりページ速度を高速化させることはバウンス率の低下とセッションごとのページビューの増加に繋がりました。これにより、トランザクションが増加し、コンバージョン率が2%向上しました。さらに、改善されたページ速度は平均カート投入額の増加ももたらし、総収益が4.8%増加しました。
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他にも多数の業界・企業の活用事例がございます。
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舟木/マーケティング・IS担当
ABテストツールなどのインサイドセールス専任として入社し、現在はマーケティングも担当。週5でヨーグルトを摂取。好きな野球選手は大谷翔平。