SNIPES キックオフから7日後のブラックフライデーで本番稼働【Speed Kit導入事例】
こんにちは、MarTechLab編集部です。
当記事では、Speed KitのSNIPES事例を日本語に翻訳しお届けします。顧客体験を重要視していた同社にとって、オンラインショップは顧客とのコミュニケーションにおいて重要な役割を果たしていました。この事例は、日々高まる顧客のパフォーマンス要求に応えるべく、オンラインショップの高速化を実現するためSpeed Kitを導入し、7日後のブラックフライデーに本番稼働させることができた記録です。
参照元の事例レポートは以下リンクからご覧になります。
https://www.speedkit.com/cases/study-onepager-snipes.pdf
なお、当記事はSpeed Kit社の許可を得て翻訳しお届けしています。当記事が貴社サイトパフォーマンス向上のヒントになりましたら何よりでございます。
目次
挑戦
1998年に1店舗から始まったSNIPESは、世界をリードするスニーカー&ストリートウェアのプラットフォームの一つへと成長しました。2019年のアメリカへの大規模な拡大を経て、現在は10市場で400店舗以上を運営しています。アディダス、ジョーダン、カール・カーニ、ナイキ、ショーン・ジョンなど、様々なブランドの感動的な製品を販売する中で、顧客体験は非常に重要です。これは店舗内だけに限らず、オンラインショップでも同様のことが言えます。オンラインショップは主要な販売チャネルであり、360度の顧客中心アプローチを行う中で、顧客とのコミュニケーションにおいて重要な役割を果たしています。
「Speed Kitを用いることで、あらゆるデバイスにおいて、顧客の高まるパフォーマンス要求に応えることができます。特にモバイル世代のGen-Zターゲットグループが高頻度で利用するモバイルデバイスが該当します。Speed Kitは、最高クラスのパフォーマンスを実現するという約束を果たしてくれました。」
ジャニーヌ・シュナイダー
Snipesグループ デジタル部門責任者
ソリューション
SNIPESグループのSalesforce Commerce Cloudと、Speed Kitは簡単に連携できました。国を跨いだ複雑なアーキテクチャの要求に応えるため、Speed Kitチームのパフォーマンスエンジニアは、Speed Kitのカスタムコンフィグレーションを作成し、最大限のパフォーマンス向上を実現しました。また、スニーカーオンラインビジネス特有の課題に対し、オーダーメイドのソリューションを構築し的確に対応しました。Speed Kitの導入により読み込み速度は改善され、それは競合他社と比べて驚くほど速く実現しました。SNIPESはキックオフから7日後であるブラックフライデーの本番稼働を目指しており、一見タイトなスケジュールではありましたが、無事本番稼働はブラックフライデーに間に合いました。
結果
Speed KitはHTMLテンプレート内のJavaScriptタグで実装されるため、そのパフォーマンスへの影響はA/Bテストで測定できます。その結果、Largest Contentful PaintやFirst Contentful PaintのようなGoogle Web Vitalsをはじめとする、関連する全てのウェブパフォーマンスメトリクスにおいて、Speed Kitがもたらす改善効果を正確に示すことができました。Snipes.comウェブサイトで達成された結果は、Speed Kit組み込みのユーザーモニタリングを通して定量化され、印象的なパフォーマンスの向上を示しました。パフォーマンス向上により、提供する顧客体験が高速化されて2倍の顧客獲得に成功し、SEOランキングでもより上位に進出することができました。
Google Core Web Vital
First Contentful Paint (FCP)がSpeed Kit導入前後でどのように変化したのかをグラフで表しました。
Last Contentful Paint (LCP)
Speed Kit導入により、LCPはどれほど改善されたのでしょうか。ページ全体で700ミリ秒の改善に成功しました。
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舟木/マーケティング・IS担当
ABテストツールなどのインサイドセールス専任として入社し、現在はマーケティングも担当。週5でヨーグルトを摂取。好きな野球選手は大谷翔平。