【導入事例】今まで見えていなかった市場データをSimilarWeb PROで分析、自社全体のマーケティング施策の最適化を目指す(ライオン株式会社様)

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2017/07/03

ライオン株式会社
宣伝部 デジタルコミュニケーション推進室
穂積 康友 様

人々のくらしに寄り添った製品を長年提供し続けるライオン株式会社では昨年よりWebマーケティングにおける競合分析ツール”SimilarWeb PRO”をご活用頂いております。
SimilarWeb PROにどういった魅力を感じたのか、導入背景と今後の展望をふまえてお話を伺ってきました。

導入背景 ・業界全体を知ることが課題
利用方法 ・マーケティング施策の効果測定

・定期的なモニタリング

導入効果 ・市場全体を通した明確なKPIを用いたサイト運用に着手

・チーム内での作業効率が上がり、リソースの最適化に

 

「業界をいかに知るか」が社内全体の大きな課題でした

-まずは所属部所・担当業務について教えてください。

宣伝部は名前の通り、TV、ラジオ、雑誌等の広告媒体全てに関する業務を担っています。
CMの制作やメディアに対する広告出稿等です。

私の所属しているデジタルコミュニケーション推進室では、その中でもデジタルマーケティングの分野を担当しており、デジタルに関わるところ、主に運用しているWebサイト全般の管理やデジタル領域の広告出稿等を行っています。

今の時代やはりターゲット層によってはTVCMがマストではない場合が多いので、デジタル部分を含めた戦略を立てていますね。

 

-SimilarWeb PROの導入に至った経緯をお聞かせください

弊社が運営しているサイトとしてコーポレートサイト、各ブランドサイト、また「Lidea」という日々の暮らしに役立つ生活情報を提供するオウンドメディアなどがあります。

導入前も自社だけであればサイト毎の昨年対比は出せていましたが、やはり業界の変化率と相対的に見ることができない点が問題で、競合と比較して世間を知らなければいけないと痛感しており、会社全体として「業界をいかに知るか」が大きな課題でした。

以前から競合解析のツールは何社か見ていて、SimilarWebの無料版も利用していましたが、無料版では取得できない範囲のデータが必要だということが社内であがり、有料版の検討を始めました。

 

-導入の決め手となった要因は?

同様のツールと比べて圧倒的にパネラー数が多いのも魅力でしたし、レスポンスが速い、UIが見やすいなどの使い勝手が良いことも挙げられますが、メインの要素として有料版にしかない機能を利用して分析する必要があったことです。

例えば期間を指定した時系列でのデータ分析や、ブランドサイトの構成は企業ごとに違いますので、ページごと・ディレクトリごとの情報を確認する必要がありました。

お客様もメーカーではなくブランドで選んでいる方が多いはずなので、ピンポイントで競合のブランド商品について知る必要があり、それができるのは魅力的でした。

無料版では全体のアクセスデータだけしか取得できなかったので、各部所からの要望に応えられない葛藤があり、そういった社内の需要がしっかり見えていたので、必然的に導入に至りました。

その他にも、有料版SimilarWeb PROでは現在取得困難な検索流入のキーワードが取得できたり、長い対象期間で過去の解析ができ対前年が確認できたりするのもかなり大きな魅力でした。

 

【市場の状況を定点的に見続けることで、新たな課題が見えてくる】

-実際の業務ではどのようにSimilarWeb PROを利用されていますか?

定期的にサイト毎のデータを集計しているのですが、それにSimilarWeb PROの競合データを加えて社内共有をしています。

その中で昨年対比の振り幅が大きいところなどについては都度各ブランドサイトの担当者と連携しその原因などをSimilarWeb PROや他の解析ツールなどのデータを利用して分析しています。

デジタルだからこその使い勝手を活かして今後もより一層深めていきたいですね。

 

-SimilarWeb PROを導入されてから、チーム内の日々の業務に変化や気づきはありましたか?

実際、SimilarWebを導入してから、全社的にデジタルマーケティングのリテラシーは上がっていると実感しています。

良いデータを提供すれば興味を持ってもらえるし、そこから各担当者も勉強してくれます。
一般的に導入前の懸念点として「使いこなせるか不安」という声があると思いますが、導入後の今の状況を見るととても良い傾向だと思います。

気を付けなければならないのは、SimilarWeb PROのデータが拡大推計であることを理解し、しっかりと担当者に伝える必要があることです。

自社のサイトは実数で計測しているので、その解析データと同等に扱わないように注意をしていますが、この点は説明すれば担当者も理解するので、全く問題はありませんでしたね。

 

【プライベートDMPとの連携で効果的なマーケティング施策を】

–今後はSimilarWeb PROをどのように使用していきたいですか?

最近契約アカウントを増やしたので、まずは宣伝部内、そして将来的には各事業部の担当者にも活用してもらえるよう進めていく予定です。

そのためにも、まずはチーム内での活用事例を増やしていきたいと考えています。

数年前からデータを蓄積しているプライベートDMPとSimilarWeb PROをAPI連携することで、より効果的なマーケティング施策へと繋げられればと計画しています。競合サイトのデータもそうですし、他の解析ツールでは確認することができない検索ワードをしっかりと捉えられることもSimilarWeb PROの強みであると感じています。自社のデータとSimilarWeb PROで見れる市場データをうまく掛け合わせることで、今後自社のデータをしっかりと運用する道筋も見えてくると感じていますね。

 

-穂積様、ありがとうございました。

 

【ライオン株式会社】:http://www.lion.co.jp/


ライオン
は一人ひとりの「 未 来 に つ な が る 今 日 」に貢献する企業を目指します 。

 

【Lidea くらしとココロに、彩りを。】:https://lidea.today/

リディアとは「ライオン快適生活研究所」が中心となり、くらしとココロを彩るようなIdea(=知恵や情報)を共有していく生活情報メディアです。生活情報のプロ(マイスター)が監修して記事を作成しています。

 

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奥原 雅也 マーケットインテリジェンス事業部 部長

国内の各業界にて最大手のクライアントを多数経験(人材、不動産ポータル、保険、総合代理店など)。SimilarWeb提供開始からわずか半年間で100社以上に導入し業界No.1まで押し上げる。現在はマーケットインテリジェンスを軸にSimilarWebやSisense等のイスラエル発ツールを国内に展開している。

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