BIツール導入で売上が約2倍!組み込み分析を活用したOrion社事例

この記事のタイトルとURLをコピーする

財務顧問ソフトウェア会社Orion社は、950社以上のクライアントが150万口座、総額約3,750億ドルの資産を管理しています。

当時は静的なレポーティングソリューションを使用しており、月末の数週間後に古いニュースを顧客に提供している状態で、信頼性が高い正確なBIツールを必要としていました。

本記事では、
BIツールSisense導入で、
・顧客の98%が使いやすさ実感
・Orion社売上が約2倍

を実現した事例をご紹介します。

1. 売上を約2倍に成長させたBIツール

顧客に最新情報を提供するために

Orion社のプラットフォームは、顧客の投資に関するデータを収集・分析し、全体的なパフォーマンスを確認し、事業戦略の強みと弱みを特定することができます。

手動で構築されたレポーティング・プラットフォームは柔軟性があり、カスタマイズも可能でしたが、時間がかかり、各クライアントのレポートを作成する頃にはすでに古い情報になっていました。

また、データは静的なものであるため、気になるポイントがあっても、データを直接掘り下げて詳細を確認することができません。
分析したい場合は、特別なデータクエリを要求しなければなりませんでした。

顧客は、情報に基づいたビジネス上の意思決定を行うために、より優れた正確で最新のデータに直接アクセスできるプラットフォームを必要としていました。

しかし、51テラバイトのデータを読み解く必要があり、粒度を犠牲にすることなくこの量を処理できるBIツールを見つけるのは容易ではありません。

当初、ExcelインターフェースをAPIに統合することで概念実証を行っていましたが、顧客ダッシュボードの構築が複雑です。
すぐに導入でき、ITの専門知識を持つユーザーだけでなく、すべてのユーザーがアクセスできるソリューションを必要でした。

BIツール導入の決め手

Orion社は、5種類のBIソリューションをテストした後、最終的にSisense 導入しています。

Sisense導入の決め手は、製品の外観と使用感、そしてその非常に簡単な操作性と応答性。
さらに、コンセプトの段階から最終製品をわずか2ヶ月で使用できたことも、大きなポイントです。

私は、Sisense の使い勝手の良さと、データソースを素早く簡単にまとめることができたことが、実装の速さにつながっていると考えています。

[引用]Financial Advisory Software Firm Orion Sees Business Double|Orion

自社プラットフォームに組み込み可能

Sisenseはホワイトラベリング機能(※1)に対応しているため、BIツールを自社製品に組み込み、自社プラットフォームの一部として分析データを顧客に提供することができました。

その結果、アドバイザーは、ビジネスのトレンドをモニターしたり、詳細を拡大したり、運用資産残高(AUM)の経年変化、月/年/四半期別の新規口座開設数、トランザクションの種類、トップパフォーマー、キャッシュフロー、人口統計学的傾向などに関する質問に対応できるようになりました。

SisenseのElasticube機能(※2)は、実際にSQLServerに詰まっていた 500GBのデータを半分以上に減らし、使用していたデータ量をクリーンアップ、ストリップバック、簡素化するのに役立ちました。

(※1)ビジネスインテリジェンス(BI)のダッシュボードやレポートを、自社のアプリケーションのように見せるための機能。企業はブランドを維持し、顧客にシームレスな体験の提供が可能になります。
(※2)複数のソースからデータを取り込み、1つの統合データセットであるかのようにデータをマージ、操作、処理できる機能。

顧客の98%が活用するプラットフォームへ

BIツールSisense導入は、大成功を収めました。

顧客の98%がすでに、新しく提供されたプラットフォームを採用しており、使いやすさを実感しています。

現在、200GBのSisense Elasticubeを使用している約2,000人のユーザーがダッシュボードビューを利用しています。
導入後、Orionのビジネスは約2倍に成長しました。

2.まとめ

Orion社の顧客は、月次レポートの要約された数値がどのようにして得られたのかを説明できない状態から、データをソースに遡ってトレースし、何が起こったのかを正確に把握できるようになりました。

エンドユーザーは、驚きの事実を調査して説明することで、貴重なインサイトを得ることができます。

私たちのカスタマーサポートチームは、データが何であるかを正確に把握し、どのようにして答えを得たのかを知ることができるので、とても気に入っています。細部まで掘り下げることができるので最適です。

[引用]Financial Advisory Software Firm Orion Sees Business Double|Orion

事例についてより詳しい情報を知りたい方は、こちらからお問い合わせください。

第三世代BIツールSisense概要資料の無料ダウンロードはこちら

※本記事は、「Financial Advisory Software Firm Orion Sees Business Double」を翻訳・加筆修正したものです。

この記事のタイトルとURLをコピーする

勝見 理恵

2012年ギャプライズ入社。 5年間Web集客コンサルタントとしてクライアントワークに携わり、リスティング広告からFacebook・Instagram・TwitterなどのSNS広告まで幅広く活用。 ClicktaleやOptimizelyを活用したサイト改善コンサルタントを経て、現在は自社のマーケティング担当。

関連記事一覧

タグから探す
パフォーマンス
バックオフィス
Web接客
DX(デジタルトランスフォーメーション)
SMSマーケティング
マーケティング全般
市場・競合分析
AR(拡張現実)
画像認識AI
VOC(voice of customer)
BI(ビジネスインテリジェンス)
D2C
EC
ロイヤリティマーケティング
リードジェネレーション
インサイドセールス
インフルエンサーマーケティング
UGCマーケティング
SNSマーケティング
コンテンツマーケティング
メールマーケティング
ソーシャルリスニング
サイト改善
レコメンド
パーソナライズ
ABテスト
UI/UX
ヒートマップ
LPO
アクセス解析
EFO
サイト集客
SEO
Googleショッピング
アドフラウド(不正広告)
広告最適化
リスティング広告
SNS広告
Amazon広告
営業・顧客管理
プロジェクト管理