たった5分でわかる。Amazon広告のすべて

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2019/07/09

今まで、Amazon広告の記事で何度もお伝えしてきた通り、Amazon内で商品を売るのにAmazon広告(Advertising)を使用しない手はありません。

今回は、Amazon広告を最大限活用するために必要な、Amazonの仕組みから種類までの知識を総復習していきましょう。

忘れていた点がないか再確認してください。

1.Amazonの仕組み

Amazonで売上を上げる為には、まず、Amazonの仕組みやデータを知っておく必要があります。

Amazonのユーザー層は、広告媒体資料によれば、老若男女様々なユーザーがいることがわかります。

ユーザーが、商品の比較検討や購入を目的として、Amazonに来ていることは、簡単に想像できます。
Amazon内でどのような行動をとっているのでしょうか。

Amazonで売上を上げるには、検索上位に表示される必要があります。
Amazon公式動画によれば、ユーザーの約7割は検索結果の1ページ目しか見ないそうです。

検索結果の1ページ目に載るには、Amazon独自の「A9」と呼ばれる検索エンジンに評価される必要があります。
A9は、商品詳細ページのアクセス数や注文数、レビュー数を評価すると言われています。

2.Amazon広告を使用する理由

Amazon広告を使用する理由は主に2つです。
1つ目は、Amazon内での検索順位を上げるため。2つ目は、Amazonの外に認知を広げるためです。

1つ目のAmazon内で、検索順位を上げるためには、前項で紹介した通り、A9に評価される必要があります。
そのためには、商品詳細ページのアクセス増や注文数が大事です。

貴社商品へのアクセス数を増やす方法のうち、最も手堅い手法がAmazon広告を使用することです。
Amazon広告の施策が順調に回れば、検索結果の1ページ目に載る事もあります。
その結果、売上が上がることも十分に考えられます。

2つ目のAmazonの外に認知を広げるためには、AmazonDSP広告などを使用する必要があります。

Amazonの外に認知を広げることで、潜在層にアプローチすることができます。

もちろん、認知獲得施策なので、必ずしもAmazon広告で施策を打つ義務はありません。

しかし、ユーザーのAmazon内の閲覧履歴からリターゲティングを行うことが可能な点や、購買履歴から興味関心を推定し「旅行好き」などのライフスタイルターゲティングができるのは、AmazonDSP広告、最大の強みです。

3.Amazon広告の種類と特徴

Amazonで商品を売買する方法は2つあります。

セラーセントラルとベンダーセントラルです。

セラーセントラルは、企業がAmazonのシステムを使用してユーザーに直接商品を販売する方法で、価格設定などは自由に決定できます。
ベンダーセントラルは、企業がAmazonに商品を卸し、販売してもらう方法です。商品の管理から返品などをAmazonに任せることができます。

どちらの販売方法を選択するかで、使用できる広告が多少変化します。

3-1.Amazonスポンサープロダクト/ブランド広告

スポンサープロダクト/ブランド広告は、主に検索結果画面に表示できる広告の事で、下図のような場所に広告が出稿されます。
スポンサー広告出稿場所
スポンサープロダクト/ブランド広告の最大の強みは、商品詳細ページへのアクセス数を稼ぎやすい広告であることです。

さらに、Kenshoo(ケンシュー)を使用すれば、平日の夜や休日・祝日なども広告を最適化でき、効果が高まります。

スポンサープロダクト/ブランド広告の詳細については、こちらの記事をご覧ください。

3-2.Amazonディスプレイ/動画広告

Amazonディスプレイ広告は、トップページ、検索結果画面、商品詳細ページ、決済完了ページと様々なところに様々な形態で広告を出稿できます。

動画広告も、トップページや商品詳細ページに、広告を出稿することができます。

ディスプレイ/動画広告の強みは、Amazon内での認知拡大に大きな影響を与えます。
ディスプレイ/動画広告の詳細については、こちらの記事をご覧ください。

3-3.Amazonストア/カスタム広告

ストア広告とカスタム広告は、Amazon広告の中でもユニークな広告手法です。

ストア広告は、Amazon上に独自のURLを生成し、ブランドの紹介が可能なLPを作成できます。

ブランドの認知向上や、商品のクロスセルなどを狙うことが可能です。

一方、カスタム広告は、デジタル広告だけでなく、オフラインでの施策を打つことができる広告です。

現在、Amazonの公式ページに掲載されているカスタム広告は、インシップ広告とブックカバー広告のみです。

それぞれ、商品を送る箱の中にチラシやブックカバーを入れることが可能な広告です。

ストア広告/カスタム広告の詳細については、こちらの記事をご覧ください。

3-4.AmazonDSP広告

DSP広告は、Amazonの外に認知を拡大することのできる広告です。

AmazonDSPの最大の強みは、Amazon内での行動履歴をターゲティングのデータとして使用可能な点です。

しかし、広告主側でコントロールできる部分が他の広告と比べた際に、少ない点に気をつけましょう。

AmazonDSP広告の詳細については、こちらの記事をご覧ください。

4.まとめ

この記事を読んだことで、Amazon広告への理解度が高まったのではないでしょうか。

Amazon広告についてもっと知りたい方や、何かわからない事、悩み事のある方は、気軽に弊社までお問い合わせ下さい。

何か、お力になれるかもしれません。

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本間 耀基

2019年1月ギャプライズ入社。インターン生。

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