世界No.1広告自動最適化ツールが見据える広告業界の未来
世界No.1広告自動最適化ツールKenshooについて
プラットフォームの壁がない広告自動最適化ツール
Kenshooは、イスラエルに拠点を置く、クラウドベースのデジタルマーケティングソリューションとメディア最適化テクノロジーを開発しているグローバルなソフトウェア企業です。検索連動広告やソーシャル広告をまとめて管理、自動化できROI改善に向けた最適化をする広告統合管理プラットフォームで、有力企業、広告代理店、デベロッパーなどの様々な企業がこのプラットフォームを通じて時間やコストを削減し、年間2000億ドルを超える顧客売上を誇っています。
Google、Facebook、Instagram、Amazon、Yahoo、Bing、Pinterestなどの世界の広告プラットフォームでのSEMで革新をもたらすだけでなく、広告の入札管理や予算の自動最適化を提供しています。AIや自動学習能力による最先端の革新は、顧客の成長やビジネス上のほとんどすべての目標に対するROIを最大化させます。
Cortese氏インタビュー
Kenshooの3つのユニークな特徴
──Kenshooのユニークな特徴は何ですか?
インディペンデントプラットフォームであることです。あらゆるプラットフォームのキャンペーンをKenshooでまとめて管理することができます。Googleはもちろん、Facebook、Amazon、Instagram、様々なプラットフォームでの広告出稿を自動最適化することができます。これは他社にはない、Kenshoo最大の強みです。
そして、手厚いカスタマーサクセスのサポートも大きな特徴です。Kenshooはただのテクノロジーカンパニーではなく、カスタマーサクセスが一番大切であると考えており、カスタマーサクセスチームには100人以上が在籍しております。ただアドバイスをするのではなくて、実際に親身になりクライアントと共にプロジェクトを実行するサポート体制をとっています。世界中に支店がああり、欧米からアジアまで、広くにわたってKenshooが利用され、世界規模でのサポートが可能です。
3つ目は、テクノロジーにおける革命を続けていることです。常に最新のテクノロジーを提供をするために、日々アップデートを重ねています。市場を分析し、求められる最新のテクノロジーを提供します。このテクノロジーが出稿すべきプラットフォームとタイミングと予算を自動計測し、利益の最大化を実現しています。
テクノロジーマーケティング
20年のキャリアを持つCortese氏のデジタル市場見解
──日本市場の見解についてお聞かせ下さい
デジタル市場において、日本は世界のトップ5に入ると考えています。今日もその成長は続いており、これからも成長力のある市場だと考え、2017年からの日本市場の投資に力を注いできました。特に日本におけるTwitterは重要性の高いビジネスチャンネルであることを知り、どのように展開できるか検討しています。
──海外から見て日本と他の国との違いは何ですか?

日本でのtwitterの重要性について語る
また日本は、代理店が広告運用の中心になっており、ほとんどの企業がテクノロジーと直接的に関与していないことが大きな違いであると思います。そのために日本でビジネスを拡大させるには、広告及びデジタルマーケティングを自らの手で運用しているプロフェッショナルであるギャプライズの力が重要だと感じています。
──今のグローバル広告市場についての見解をお聞かせ下さい。
世界の広告市場は大きく変わって、FacebookとGoogleが広告の多数を占めています。Amazonはそれらに続く、大きな広告媒体になりつつあります。商品検索という側面では、既にGoogleに勝る技術を持っていると考えます。
マーケターは、数多くあるプラットフォームを統合することのできる、マーケティングツールを必要としています。その点において、それを実現できるKenshooは有利です。
──AIの活躍について、どのようにお考えですか?
AIテクノロジーが使われ始めて数十年経ち、生産的アルゴリズムも存在しています。当社でも独自のAIテクノロジーを構築し、Kenshooでも取り入いれています。マニュアルベースの仕事はこれからもAIが活躍していくでしょう。
しかし、戦略的アプローチが必要なテクノロジーセールスは機械が人間を代用することはできません。付加価値の生成はこれからも人がきちんと仕事をこなし続けることによって生まれると思います。競争の激しい今日では、そのような機械と人間それぞれの戦略的アプローチが必須であると考えます。
Kenshooの展望
──Kenshooの目標は何ですか?
マーケットリーダーになることです。まさに今、私たちは挑戦している最中です。例えば、FacebookやGoogleなどの企業は、良きパートナーであり、ライバルでもあります。ある面では技術提携を通して、助け合ってますが、同時に競争しなくてはいけない企業です。
また、クライアントに質の良いソリューションを提供することも目標であります。
──今後の展望は何ですか?
来年は、何点かに重点を置いて事業展開する予定です。まずは、サーチやソーシャルなどのKenshooのコアソリューションツールの投資・開発を続けて行い、マーケターにテクノロジーを提供していきます。また、AmazonとAppleの展開も大きな機会であると見ています。現在、Apple提携はベータテスト中でありますが、早ければ年内にアメリカでのサービス提供が始まれば良いと思っています。
メディアプランニングに関しても焦点を当てていきます。メディアミックスモデリングのテストを行い複数の媒体への広告出稿をクロスメディアで最適化を行います。またマニュアル作業の自動化のための技術開発、ソリューション提供と新しい可能性の発見の一環として、世界規模で使われる媒体の種類、頻度、割合、収益などを調査する予定です。
ギャプライズとの提携に踏み切った理由
──ギャプライズとの提携について、どのようにお考えですか?
日本での展開において、戦略的なパートナーが必要であると考えています。その点で、ギャプライズとの提携は、とても大切なパートナー関係であると考えています。
またこの提携はKenshooの成長の機会としても見ています。海外では、大企業とKenshooが直接的な契約を結んでいる場合が多く、代理店はKenshooのテクノロジーを使った技術提供をしています。販売から広告運用、さらにカスタマーサクセスまでを一気通貫で担うギャプライズのやり方はユニークで、可能性のある機会であると考えています。
──ギャプライズに期待することを教えて下さい。
Kenshooはデータを蓄積するほど成長していくツールです。互いの協力とフィードバックを通して、質の良いサービスをクライアントに提供することができます。
またSimilarWebやClicktaleといったイスラエルの先端テクノロジー企業のパートナーとして既に実績があるギャプライズのサポートにより、成長している日本のビジネスチャンネルを理解し、カスタマーを理解することで、より確実な顧客成長に繋がると考えます。
Kenshooを使ったギャプライズのサービスはこちらです。

MarTechLab編集部
このブログでは、ABテスト、サイト改善、UI/UXデザイン、広告最適化、インフルエンサーマーケティングなど、多岐にわたるトピックを取り扱っています。また、業界の専門家にインタビューを行い、実際の事例や成功事例を紹介することで、読者に有益なインサイトとアイデアを提供しています。