YOTPO導入後4ヶ月でCVR150%改善!Instagramの徹底活用
セクシーに生きる女性のためのランジェリーブランド「RAVIJOUR(ラヴィジュール)」。
「Instagramを活用しきれていない」「Google広告最適化ができていない」という課題があり、複数のツールを比較した結果、YOTPOをご導入頂きました。
今回は、ラヴィジュール事業部営業部EC室の山田さまに、YOTPO導入前の課題と導入後の成果や、ECサイトにおけるInstagram活用方法についてお伺いいたしました。
1. RAVIJOUR(ラヴィジュール)と担当者さまご紹介
女性から絶大な人気を誇るランジェリーブランド「RAVIJOUR(ラヴィジュール)」
RAVIJOUR(ラヴィジュール)は、2004年に誕生したランジェリーブランドです。
東京ガールズコレクションでも注目されており、20代前半~30代後半と幅広い女性層に人気があります。中には発売当初からブランドのファンで、10年以上購入し続けているというお客様もいらっしゃいます。
-山田さんの業務内容を教えてください
「RAVIJOUR(ラヴィジュール)」ECサイトの運用・改善を行っています。YOTPOを活用したUGC(※)マーケティングも行っており、基本的に売上目標を目指して必要なことは、全てやっています。
※UGC=User Generated Contents(ユーザー生成コンテンツ)
ECサイトに不可欠な「UGCマーケティング」とは?についてはこちら≫
2. YOTPOを導入した理由
導入前の課題
-どんな課題がありましたか?
店舗ごとにInstagramアカウントが存在しバラバラに運用している状態でした。店舗スタッフは定期的に投稿してくれていたので、これを集約して活用したいと考えていました。また、Google広告の最適化もできていなかったので、レビューを収集して広告に活用するという点も一緒に解決できるツールを探すことになりました。
YOTPOを選んだ理由
-YOTPO導入の決め手は何ですか?
レビューをお客様に書いていただくのに、ログインしてから書くのではなく、メールからそのまま投稿することができる機能の利便性が大きな決め手です。
また、複数のツールを検討するなかで、「レビュー」「画像」「Instagramコンテンツ」などの幅広いUGC収集、集客施策、効果検証まで一貫して行えるツールはYOTPOだけでした。運用工数も少なく済むため、専任担当者も必要ありません。
3. ECサイトCVR150%改善、平均滞在時間は約2倍に
前年同月比およそ150%の改善効果
-CVRが150%改善したとお伺いしたのですが、実際にサイト上でのユーザーの動きに変化はありましたか?
流入数については外部要因もあるため、特に良い変化があったということは見えていません。
ただ、レビューやInstagram画像を掲載している商品詳細ページの平均ページ滞在時間が約2倍になっており、CVRを引き上げる要因になっていると思われます。
また、ヒートマップツールで見ても、明らかにUGCコンテンツへの着目度が違いました。
▼商品詳細ページのヒートマップ
最低月1回はサイト改善のためにテスト実施
-テストアイディアなどはどう決めているんですか?
会議でブレストしています。例えば、一般的に言われているアイディアで「ボタンの色は〇〇がいい」というものや、「サイト上に置くバナーのサイズは大きい方がいいのか・小さい方がいいのか」という点は、実際にやってみないとわからないので、試すようにしています。
-社内でテストできる体制があるのですか?
テスト実行するためのチームは特別ありませんが、制作チームがいるので、テストパターンを作ってもらっています。社内メンバーで協力してできる体制があります。
Instagramユーザーとのコミュニケーション
-以前からInstagram投稿は多いと思うのですが、YOTPO導入後にユーザーコミュニケーションに変化はありましたか?
Instagram投稿を見つけた後ユーザーにサイト掲載許可をもらうのですが、掲載報告をすると、今度は自分の投稿が載ったサイトの写真をInstagramに投稿してくれる方もいらっしゃいました。
ユーザーも喜んでくださり、さらにもう一度紹介してもらえるというサイクルが生まれることに驚き、嬉しかったです。
-それはすごいですね、コアなファンの方はどういった方なのでしょうか?
やはり元々ブランドを好きで何年もリピートしてくれている方ですね。いま20代前半がメインのユーザー層なのですが、Instagramを通じて周りに広めてくださっています。
それをキッカケに知った方がまたファンになってくれて、そういった形でブランドをもっと知って頂けたらと考えています。
4.購入ユーザーの85%が接触「UGCギャラリー」
サイトへのInstagram写真掲載がとにかく簡単
-YOTPOのお気に入りの機能を教えてください
「UGCギャラリー・プロダクトギャラリー」です。
テーマ別や商品別に写真の管理ができ、簡単にサイトへの掲載および導線強化に結びつけられることが気に入っています。
▼(左)UGCギャラリー・(右)プロダクトギャラリー
▼UGCギャラリー画像タップ後、商品詳細ページへの導線表示
実は、ECサイトにInstagram画像をコンテンツとして活用するのは以前からやっていたのですが、一つ一つの画像をリサイズしリンク設定なども手動で行っており、それを週に1回更新していました。
YOTPO導入したことで、管理画面のUGCギャラリー機能を使えば画像を選ぶだけで簡単に更新でき、さらに商品詳細ページへの導線強化をできるようになりました。元々手動でやっていたことを、テクノロジーに置き換えることができたので、工数が削減され相当楽になりました。
商品購入ユーザーの85%がUGCギャラリーに接触
-実際にどのくらいの効果がありますか?
YOTPOの管理画面で確認すると、購入ユーザーの85%がUGCギャラリーを経由していることがわかりました。かなり導線として重要なコンテンツになっています。
店舗スタッフの投稿写真も掲載
商品詳細ページのプロダクトギャラリーに掲載している写真は、実は店舗スタッフが撮影してInstagramに投稿した写真を使っています。
YOTPO導入により、課題となっていた店舗側のInstagramアカウントとの連動も簡単になり、モデル着用・物撮り写真だけではなく、様々なシーンの写真を掲載することでブランドの世界観をより伝えることができるようになりました。
また、スタッフ側もECサイトに掲載されるようになったため、撮影して投稿するモチベーションが上がる要因になったようです。
UGCギャラリーなど詳しい機能やデモ画面を見たい方はこちら≫
5.レビューから見えてきた課題「ユーザーの着用感」
社内でのレビュー活用
-社内でレビュー活用はされていますか?
基本的に日々来るレビューは商品デザイナー含め、全員が目にできるような状態になっています。作る側の目線だけではなく、お客様の視点も含めて商品開発に活かせるように意識しています。
-レビューによって気づいた課題などありますか?
気づいたのは「ユーザーの着用感」にギャップがあることです。
商品開発側としては、同じサイズで作っていても、「大きかった・小さかった」という声がありました。商品によって使用している素材が異なっていることや、ユーザーが正しいブラジャーの付け方ができているかどうかで着用感が変わってきてしまうのも、正直なところです。
ただ、RAVIJOUR(ラヴィジュール)の商品には「盛れるブラ」と「普通のブラ」があるので、商品性を伝えきれていないのではないかという課題も社内では出てきています。
これについては、YOTPOのアンケート機能なども活用してユーザーにヒアリングし、サイト上でも改善できるようにしたいと考えています。
また、RAVIJOUR(ラヴィジュール)はデザイン性を気にいってくださる方も多いのですが、今まではサイズ展開が限られていました。レビューでサイズに関する声もあったため、今後はもっと大きいサイズ展開も増やしていく予定です。
6.導入をご検討されている企業さまへのメッセージ
-最後にメッセージを頂けますでしょうか
複数のツールを検討するなかで、幅広いUGC収集、集客施策、効果検証まで一貫して行えるツールはYOTPOだけでした。
お客様がUGCを投稿しやすくなったことにより、ブランドとお客様との繋がりが強化され、お客様同士の共感も深めることが実現できています。
-山田さん、本当にありがとうございました。
その他のUGCマーケティング成功事例やYOTPOについてはこちら≫
勝見 理恵
2012年ギャプライズ入社。 5年間Web集客コンサルタントとしてクライアントワークに携わり、リスティング広告からFacebook・Instagram・TwitterなどのSNS広告まで幅広く活用。 ClicktaleやOptimizelyを活用したサイト改善コンサルタントを経て、現在は自社のマーケティング担当。