Gmailにプラグインで始められる世界初のヘルプデスクツールHiver(ハイバー) これからの日本展開について

この記事のタイトルとURLをコピーする

2023年7月より取り扱いを開始したHiver(ハイバー)
今回戦略的パートナーシップ開発の担当をしているArunkumar Jayaraman氏に日本国内での取り組みに関してインタビューを実施しました。

ー今回は貴重なお時間をありがとうございます。まずは今までの経歴、専門分野について簡単に教えてください。

私の専門は主に営業とマーケティングで、それもチャネル・パートナー開拓やSaaS業界を専門としています。
特に自動車業界で10年間、チャネル・パートナー開拓に携わってきました。この業界に入って4年近くになります。Hiverに入社する前は、FreshworksやEngagedといった企業で働いていました。

 

ーHiverの特徴について教えてください

まず第一に最も重要な特徴ですが、HiverはGmailにプラグインをすることで簡単に活用ができるサービスです。Gmailをマルチチャネルのカスタマーサービス・プラットフォームに変え、コミュニケーションとコラボレーションのハブに進化させます。

2つ目はその利便性です。別個のインターフェースを持つほとんどのヘルプデスクツールとは異なり、Gmailに機能に追加する拡張機能であるため、誰もが簡単に使用でき、実装も簡単です。
そのため、エンドユーザーは、他のヘルプデスクツールのように、厳しいトレーニングを受け、ゼロから新しい利用方法を学ぶ必要はありません。

3つ目は時間的なメリットです。
およそ20分以内にセットアップでき、チームも1日以内にツールを使い始めることができます。そして大規模なトレーニングは必要ないので大幅に時間コストを圧縮できます。
世界トップクラスのセキュリティとコンプライアンス、24時間365日の一流のサポートは、ハーバード大学やVacasa Oxford Business Groupをはじめとした世界中の2000社以上の企業に選ばれています。

※動画によるサービス紹介(英語)

 

ーどんな企業がHiverを利用していますか

カスタマーサポートの場合が多いですが、財務、人事部署ごとに入るケースもあれば、150名程の企業全体で導入しているケースもあります。その使いやすさ、シンプルさ、そして非常に迅速で強力なプラグインの機能が特徴ですから、私たちの顧客は中小、中堅企業が多いのです。

※米国最大のBtoB口コミサイト(G2)でも非常に高い評価を受けています。

 

ー今回のパートナーシップで顧客や市場にどんな好影響があると考えていますか

すでに日本国内でポジションを築いているギャプライズとのパートナーシップはとても心強いですし、中長期で見た際にローカライズをしていく上で多くのイニシアティブがあると考えています。
2023年第3Qではすでに世界の主要言語であるスペイン語、ポルトガル語などのローカライズを開始しています。

現在、製品は英語ですが、私たちは日本の顧客市場全体にもっと広げたいと考えています。そのために、ローカライゼーションのサポートをお願いしています。ひとつは日本語でのコンサルテーション、もうひとつは販売ページのインターフェイスの日本語化をギャプライズには期待しています。

ぜひ両社でブランドのプレゼンスを高めていきたいです。

 

ー何かコラボレーションや共同プロジェクトの計画はありますか

次回2023年10月に行われる予定のジャパンITweekの展示会への参加はすでに社内でも議論しております。予算など調整中ですが、アドワーズへの出稿など様々なマーケティング活動への投資は行っていきたいですね。

 

ー他の国でも同様に代理店を使って拡大をしているのですか

当社は元々は英語圏を中心にサービスを展開してきました。また現在では、英語圏以外でもブラジル、コロンビア、チリ、ペルーなどにもクライアントはいます。
パートナーシップ制度は比較的新しく、プログラムを開始してから1年程度です。顧客に近づくための最初の障壁は言語である事は理解しています。その為、現地の代理店、日本におけるギャプライズが最善の方法であると考えていますし、直接販売チームを日本に置く事は考えていません。

 

ー英語圏以外でうまくいっている国はどこですか

フランス、ドイツ、イタリアですね。中南米市場も我々にとって重要な市場で、ブラジルやチリなどの国々では代理店も構えています。

 

ー今回の提携で私たちが乗り越える必要がある壁や課題はなんだと考えていますか

2社間のパートナーシップを成功させるためには、エンゲージメントが重要だと思います。
リードジェネレーションの分野を特定し、Hiverの主要産業に対する的を絞ったアプローチを計画するために、定期的なミーティングが必要です。
ギャプライズとは、スタートの段階から非常に良い協力関係を築けており、期待通りの結果が得られると確信しています。

また、日本語化の取り組みは順調に進んでいますが、製品が現地語で提供されるまでは、日本語でのサービスを必要とするチームにとっては、若干ハードルがあるかもしれません。

 

ー何か日本独自のツール統合などは考えていたりしますか

日本ではLINEが有名だと思います。メッセージングサービスという視点でこれらとも連携が出来ると面白いですね。通話ソリューションですとTwilioのようなものも将来的に考えています。

 

ーありがとうございました!

 

Hiverに関するお問い合わせは下記まで
Hiver担当
島崎

この記事のタイトルとURLをコピーする

鈴木 隆司

2005年ギャプライズ共同創業 ECコンサルタント、セールス、Webマーケ事業の実務業務もマネージメントも経て2020年よりギャプライズの広報業務を担っています。

その他のインタビュー一覧

よりそう様オフィスにて

タグから探す
Web接客
DX(デジタルトランスフォーメーション)
SMSマーケティング
マーケティング全般
市場・競合分析
AR(拡張現実)
画像認識AI
VOC(voice of customer)
BI(ビジネスインテリジェンス)
D2C
EC
ロイヤリティマーケティング
リードジェネレーション
インサイドセールス
インフルエンサーマーケティング
UGCマーケティング
SNSマーケティング
コンテンツマーケティング
メールマーケティング
ソーシャルリスニング
サイト改善
レコメンド
パーソナライズ
ABテスト
UI/UX
ヒートマップ
LPO
アクセス解析
サイト集客
SEO
Googleショッピング
アドフラウド(不正広告)
広告最適化
リスティング広告
SNS広告
Amazon広告
営業・顧客管理
プロジェクト管理