複数サービスのUI/UX改善とCVR最適化を成功に導く組織づくり – シンクロ・フード様のVWO活用事例
デジタルマーケティングの進化に伴い、ウェブサイトのUI/UX改善やコンバージョン率最適化は企業の競争力を左右する重要な要素となっています。
特に複数のサービスを展開する企業においては、各サイトの特性に合わせた最適化と、サービス間でのナレッジ共有をいかに効果的に行うかが大きな課題となっています。
株式会社シンクロ・フードは、飲食店に特化した様々なソリューションを提供している企業です。
店舗物件・出店開業・運営支援サイト「飲食店ドットコム」をはじめ、飲食店の正社員・アルバイト求人広告掲載サイト「求人飲食店ドットコム」、飲食店に特化したSNSショート動画アルバイト求人サービスの「グルメバイトちゃん」、キッチンカープラットフォーム「モビマル」など、多様なサービスを展開しています。(サービス一覧はこちらをご覧ください。)
今回は、統括を担当されている後藤様と「求人飲食店ドットコム」のサイト改善担当の阪本様にお話を伺い、ABテストツールである「VWO(Visual Website Optimizer)」を活用した改善活動と、その背景にある組織づくりについて深掘りしていきます。
特筆すべきは、複数サービスを展開しているため縦割り組織になりがちな環境でありながらも、シンクロ・フード様では社内の情報共有やナレッジ蓄積が確立されており、部署や職種の垣根を越えたコミュニケーションが活発に行われていることです。この記事では、ツール活用の事例紹介にとどまらず、その背景にある組織文化や仕組みにも光を当て、複数サービスを展開する企業のマーケティング担当者にとって参考となる知見を共有していきます。
飲食業界という専門性の高い領域でのUI/UX改善とコンバージョン最適化の実践から、どのような学びが得られるのか。また、それを支える組織づくりの秘訣とは何か。シンクロ・フード様の事例を通じて探っていきましょう。
目次
VWO導入の背景と意思決定プロセス
飲食求人業界特有の課題と導入前のデジタルマーケティング状況
シンクロ・フード様では、飲食店に特化した求人サイトという専門性を活かしたデジタルマーケティング戦略を展開されています。後藤様によれば、「基本的には、実施していること自体は他のサービスと大きく変わることはない」としながらも、「飲食に絞られている分、細かいカテゴリーを設定できるのでロングテールキーワードを取れる」という強みがあるとのことです。
飲食業界向けサービスの特徴として、個人店を応援するという理念からスタートしている点も挙げられます。後藤様は「個人店さんや小規模店舗ほど社員とアルバイトの募集を分けていない」という現場の実態に合わせ、柔軟な求人掲載の仕組みを提供していることが差別化になっていると説明されています。
基本的なデジタルマーケティング施策としては、SEOを重視し、業界に特化した細かいカテゴリー設定によってロングテールキーワードを効果的に獲得する戦略が取られています。
複数のABテストツールを比較検討した際の判断基準
VWO導入の最大のきっかけは「Googleオプティマイズがなくなったこと」でした。後藤様は「複数のサービスを検討させていただいて、Googleオプティマイズ運用からあまり変わらずシームレスに、ディレクターや開発の動きを変えずに導入できることが一番重要なポイントでした」と説明されています。
検討の際には、約4つのツールを比較されたとのことですが、最も重視されたのは「サーバーサイドでの実装が可能かどうか」という点でした。後藤様によれば「基本的にはサーバーサイドでシグナルを送って、これはAパターンですBパターンですっていうのをツールに送って、ツール側にデータを溜めてもらうという形式をとっていた」ため、その運用を継続できることが最重要視されていました。
複数サービスドメインをカバーするツールとしてVWOを選定した決め手
VWOを選定した最大の決め手は、サーバーサイドでのテスト実装に対応していたことでした。後藤様は「基本的にはサーバーサイドに対応していないツールについては、早い段階で検討対象から外すことになりました」と話されており、この点が選定における最重要条件だったことがわかります。
さらに選定のポイントとして、「ノーコードで実装できるビジュアルエディタの使いやすさ」も挙げられています。当時はサーバーサイドでのテストが中心でしたが、「ビジュアルエディタを使ったリリースを増やしていきたい」という思いもあったため、その使い勝手も選定要素の一つになったとのことです。
実際の導入プロセスでは、約2ヶ月のトライアル期間を設けて検証を行いました。サービスごとに「シグナルの送り方が特殊」だったり、「複雑な条件のセグメントを用いたABテスト」など様々な実装パターンがあったため、全てのケースに対応できるかの確認に時間を要したとのことです。
KPIやゴール設定の各サービス間での違いと共通点
求人飲食店ドットコムにおけるKPIとして、後藤様は「企業からの掲載お問い合わせ」と「求職者側からの応募(エントリー)」の2軸が重要だと説明されています。
特に具体的活用事例にて後述する企業からのお問い合わせフォームの最適化は、ABテスト施策としても大きな成果を上げています。
組織体制と情報共有の仕組み
複数サービスを展開する中での部門横断的なコミュニケーション
シンクロ・フード様では、複数のサービスを展開しながらも、部門間の壁を越えた活発なコミュニケーションが実現されています。後藤様はシンクロ・フードにおける商品統括のポジションとして「全サービスを見ている」状態にあるとのことですが、このような役割があることで、サービス間のコミュニケーションもスムーズに行われていることがうかがえます。
組織体制としては、商品マーケティング部が1部と2部に分かれており、この部門内でナレッジや情報が共有される仕組みになっています。また「各マネージャーが他部署の施策を部内に展開する」といった形で、部門を超えた施策の展開も積極的に行われているとのことです。
社内のコミュニケーション環境について阪本様は「困ったときも、エンジニアや開発の方と相談しながら進められるので、コミュニケーションは取りやすい」と話されており、円滑な情報交換が行われていることがうかがえます。
ABテストの企画から実施、分析までの社内ワークフロー
社内における施策のワークフローは、定例ミーティングを軸に回っています。ABテストの結果は定例会で共有され、「結果を見ながら話して、良かった/効果が出たポイント」を共有されているとのことです。
具体的な役割分担としては、求人飲食店ドットコムの場合、約10名のエンジニアと、同程度の数のディレクターが在籍しています。そのうち「サイト改善をメインにしているという意味では3名ぐらい」のディレクターが中心となって施策を考案・実行されているようです。
ABテスト施策の実行においては、テストが重複しないように工夫されています。阪本様によれば「求職者と企業側で分かれてはいるけど、同じページでテストが被らないように、スプレッドシートでのスケジュール管理」を行っているとのことです。さらに「一覧でテストをしているディレクターがいたら、自分は求人詳細の方でテストをしよう」といった具合に、担当者間で自主的な調整も行われています。
サービス間でのナレッジ共有や成功事例の横展開の具体的方法
シンクロ・フード様では、複数のサービスにまたがるナレッジ共有のため、いくつかの仕組みが設けられています。後藤様によれば前述の「定例会」に加え、「月次の振り返り会」など、定期的に情報共有が行われる場が設定されています。
成功事例の横展開についても積極的に行われています。阪本様は「社内では異なるサービス間で情報交換が活発に行われており、ある商品で成功した施策を求人サービスに応用したり、その逆のケースも多くあります」と説明されています。このようにサービスの垣根を越えたナレッジ共有が日常的に行われていることがわかります。
結果の共有方法としては、社内のナレッジ共有ツールが活用されています。このツールは開発メンバーとディレクターが両方閲覧できるよう設計されており、テスト結果やその分析内容を効率的に共有できる環境が整えられています。
縦割り組織にならずに情報共有が活発に行われている組織文化の特徴
複数サービスを展開していると縦割り組織になりがちですが、シンクロ・フード様では情報共有が活発に行われる文化が根付いています。その背景には、データに基づいた意思決定を重視する文化があります。
後藤様は、ABテストツールの価値について「きちんとデータドリブンに決定ができるようになる」と述べ、「メンバーに納得感がある」ことの重要性を強調されています。「たまたま下がっただけじゃないか」「2週間後ぐらいにガタっと下がる」といった懸念に対して、明確なデータを示せることで「フィードバックする際の悩ましさや難しさが取り払われる」とのことです。
また、社外との接点も学びの機会として活用されています。ギャプライズのイベントに参加されるなど、「機会があれば行きたいというメンバーは多い」と後藤様は話されています。
シンクロ・フード様の組織文化として特筆すべきは、新しい技術やツールに対するオープンな姿勢です。最近ではAIツールの活用について「各メンバーがアップデートのために触ってみる」といった形で、新技術の探索が行われている様子も伺えました。
このように、定期的な情報共有の場、データに基づく意思決定文化、そして新技術への探究心が、複数サービスを展開しながらも活発な情報共有を実現している要因となっているようです。
VWOの具体的活用事例
求人飲食店ドットコムにおける最も効果的だったABテスト施策とその結果
シンクロ・フード様が実施された中で特に効果的だったABテスト施策として、企業向けお問い合わせフォームの改善が挙げられます。阪本様によれば、この施策は2回に分けて実施されました。
まず1回目の施策では、それまでステップ分けになっていたフォーム(チェック→名前入力→住所入力という流れ)を、全部1枚出しのフォームに変更するテストを行いました。その結果、PC版では改善が見られましたが、スマートフォン版では逆にステップ分けの方が良い結果となりました。
この結果を踏まえて2回目の施策では、PCではそのまま1枚出しを維持し、スマートフォンではステップ分けを残しつつ「スマホの画面内に次へボタンが収まるように」調整を行いました。こうした細かな改善の結果、完了率が大幅に向上し、PC版のCVRが135%に改善、スマートフォン版では128%へと改善したとのことです。
この事例からは、デバイスごとにユーザー体験を最適化することの重要性が見て取れます。特に企業からのお問い合わせについては、PCからのアクセスも少なくないため(スマホ8:PC2の割合)、デバイス特性に合わせた設計が効果的だったようです。
ビジュアルエディタを活用した簡易テスト施策
阪本様は、VWOのビジュアルエディタを活用した施策にも取り組まれています。求職者向けの求人一覧ページにおいて、求人カードに表示されている「応募画面に行くボタン」のテキストを変更するというシンプルな施策を実施したところ、コンバージョン率の改善が見られたとのことです。
「テキストを変えるだけでCVRが上がった」という結果が印象的だったと阪本様は話されており、ビジュアルエディタの機能があったことで「工数がかからないので、試してみよう」という姿勢が生まれ、施策実行のハードルが下がったことがうかがえます。
この事例は、大規模な改修を行わなくても、ユーザーの行動を促す適切な文言選びによって成果を上げられることを示しています。
そしてビジュアルエディタを使うことで、エンジニアリングリソースを使わずに素早くテストを実施できる利点も活かされています。
予想外の結果が出たテスト事例とそこから得られた洞察
全てのテストがポジティブな結果をもたらすわけではありません。阪本様は、企業向けトップページのスマートフォン版で電話番号を目立たせる施策を行ったところ、予想に反してWeb問い合わせ数が減少してしまったケースも紹介されました。
特に「連絡先の入力のところで離脱率が上がってしまった」と分析されており、「電話番号の表示があるか無いかで、入力が面倒くさいなと思われてしまった」可能性があるとの考察が示されました。
この事例からは、ユーザーに別の選択肢(電話での問い合わせ)を明示することで、Webフォームでの入力負担を相対的に高く感じさせてしまう可能性があることが示唆されています。予想とは異なる結果が出たケースからも貴重な洞察が得られるという良い例といえるでしょう。
各サービスごとのテスト施策の傾向や重点ポイント
シンクロ・フード様では、サービス改善のアイデアを様々な情報源から得ていると阪本様は話されています。「色々なサイトをとにかく見るようにしている」とのことで、求人サイトはもちろん、不動産サイトも参考にされているようです。
「求人サイトがやはり一番多くはなりますが、そこだけにとらわれず、本当に色々な不動産サイトであったり、他業界も参考にしています」と阪本様は説明されており、業界を超えた幅広い視点でUX改善に取り組まれていることがわかります。
VWOの活用においても、サーバーサイドでのテストが中心でしたが、最近ではビジュアルエディタの活用に力を入れ始め、ナレッジを社内で作っている段階だとのことです。
このように、シンクロ・フード様では複数のサービスを運営する利点を活かし、成功事例の横展開と様々な業界からの学びを取り入れながら、効果的なABテスト施策を展開されています。
飲食業界向けサービスの特殊性とABテスト
飲食業界向けサービスという専門性の高い分野でABテストを行う際の特有の難しさや配慮点
シンクロ・フード様は飲食業界に特化したサービスを複数展開されており、その専門性を活かしたABテスト施策を実施されています。
一般的な求人サイトと比較して、より細分化されたカテゴリー設定が可能であり、それによって特定のニーズを持つユーザーにピンポイントで情報を届けることができる強みがあります。
求人サイトと物件情報サイトの違いをどのように分析し、テスト施策に反映しているか
シンクロ・フード様は求人だけでなく、店舗物件情報などの複数サービスを展開されていますが、それぞれのサービス特性に合わせたABテスト施策を実施されています。
物件情報サイトにおいては、特に情報の鮮度と正確性が重視されています。後藤様によれば、「1物件1業者制」という制度を設けており、不動産会社は決まりやすい物件をいち早く掲載する傾向にあるとのことです。この仕組みにより、「不動産会社も決まりやすいし、物件を探している方にとっても良い物件がいち早くリーチできる」という好循環が生まれています。
この特性を活かしたサービス設計では、物件情報の表示方法や検索機能の最適化などが重要となります。ユーザーが求める情報に素早くアクセスできるよう、UIの工夫がされているものと考えられます。
求人サイトの方では、先述のお問い合わせフォーム最適化の例に見られるように、掲載企業と求職者の双方にとって使いやすいインターフェースの提供が重視されています。特に「PCとスマホで異なる動線設計」を行うなど、デバイス特性に合わせた細やかな最適化が効果を上げています。
異なるユーザー層に対するUX改善のポイント
シンクロ・フード様のサービスには、飲食店オーナー、求職者、不動産業者、キッチンカー事業者など異なるユーザー層が存在します。それぞれのユーザー層に合わせたUX改善が行われています。
特に求人飲食店ドットコムにおいては、企業(飲食店オーナー)と求職者という二つの異なるユーザー層に対して、それぞれ最適化された体験を提供する工夫がなされています。
阪本様の説明によれば、求職者向けサイトはスマートフォンからのアクセスが圧倒的多数を占めるのに対し、企業向けページでは「PCも少しいる」(スマホ8:PC2程度)という状況があります。この利用状況の違いを踏まえたデバイス別の最適化が行われており、先述のフォーム改善施策は、まさにこうした特性を活かした好例といえるでしょう。
また、キッチンカー関連のサービスについては、後藤様によれば「プラットフォーマーとして出店できる場所を集めて、事業者に展開しマッチングする」というアプローチを取られています。ここでは、キッチンカー事業者と出店場所を提供する側(大学や病院、イベント主催者など)という異なるユーザー層をマッチングさせるプラットフォームとしての役割を果たしています。
このように、シンクロ・フード様では、飲食業界に関わる様々なユーザー層それぞれの特性を理解し、最適な体験を提供するための工夫が施されています。ABテスト施策においても、こうしたユーザー層ごとの特性を踏まえた改善が行われていることがうかがえます。
今後の展望と挑戦
今後チャレンジしたいABテスト施策や改善したい領域
シンクロ・フード様では、これまでの成功体験を活かしながら、今後さらに取り組みを強化していきたい領域があります。後藤様によれば、特にビジュアルエディタの活用がその一つです。
また、後藤様は今後の展望として、「SEO強化や情報の増加、コンテンツを強化すること」を挙げています。「我々のサービスの基本はやはりSEOがある」と述べており、ユーザーにとって有益な情報を集めて加工し、提供していくことを重視されています。
この点について後藤様は、「SEO観点だとABテストは難しいが、コンバージョンレート改善においては、VWOなどのツールを活用して積極的に進めていけると良い」と説明されています。また「UIを良くしていくというのももちろん大事だが、そもそもデータベースを充実させていくこともどんどんやっていきたい」と、データベース型サイトとしての基盤強化にも言及されています。
複数サービスを展開する中での今後のデジタルマーケティング戦略
シンクロ・フード様では、複数サービスを展開する中で、各サービス間の連携や知見の共有を重視したデジタルマーケティング戦略が進められています。特に最近では、AIツールの活用について関心を持たれており、後藤様は「各メンバーがキャッチアップのために触ってみる」ことで、業界動向や新しいツールの情報について積極的に取り入れていきたいという意向を示されています。
このように、シンクロ・フード様ではビジュアルエディタの活用拡大、SEO・コンテンツ強化、そしてAIツールの積極導入など、複数の方向性を持ってデジタルマーケティングの強化を進めていく展望が示されています。また、これらの取り組みを支える基盤として、全社的なナレッジ共有や定例会などの仕組みを活用し、組織全体での成長を目指されていることがうかがえます。
結論
シンクロ・フード様の事例から学ぶ、複数サービス運営企業におけるUI/UX改善とCVR最適化の成功ポイント
主要な学び
1. 組織的なナレッジ共有の仕組みが成功を支える
シンクロ・フード様では、定例会や月次振り返り会といった定期的な情報共有の場に加え、社内ナレッジ共有ツールを活用することで、異なるサービス間での成功事例や知見の横展開が円滑に行われています。「別の商品で成功した施策を求人の方に持ってきたり、逆のケースもあったり」という形で、部門を越えた学び合いが組織文化として定着しています。
2. データドリブンな意思決定がチームの納得感を高める
後藤様が指摘するように、ABテストツールの最大の価値は「きちんとデータドリブンに決定ができるようになる」点にあります。客観的なデータに基づく判断によって「メンバーに納得感がある」状態が生まれ、「フィードバックする際の悩ましさや難しさが取り払われる」効果があります。
3. デバイス特性に合わせた最適化の重要性
企業向けお問い合わせフォームの改善事例では、PCとスマートフォンでそれぞれ異なる最適解があることが示されました。PCでは一括表示、スマートフォンではステップ分けという異なるアプローチを採用することで、各デバイスの特性に合わせた体験を提供し、大幅なコンバージョン率向上を実現しています。
4. ツール選定と開発リソースの有効活用
サーバーサイドでの実装が可能で既存の運用フローを変えずに導入できるツールを選定したことで、スムーズな移行が実現しました。またビジュアルエディタの活用により「開発せずにテストができる」ようになり、エンジニアリングリソースの効率的な配分が可能になっています。
複数サービスを展開する企業にとって、シンクロ・フード様の事例は、サービス間の垣根を越えた情報共有とナレッジ活用が、UI/UX改善とCVR最適化の成功に大きく寄与することを示しています。
データに基づく意思決定文化と組織的な学びの仕組みを整えることで、各サービスの特性を活かしながらも、共通の知見を効果的に活用できるのです。
ギャプライズ担当者の声
多くのサービスでVWOをご活用いただき、誠にありがとうございます。
特に印象に残ったのは、ディレクターとエンジニアの間で活発なコミュニケーションが行われている点です。
ツールの活用にとどまらず、社内での情報共有やナレッジの蓄積がしっかりと確立され、さらに部署や職種を越えて活発にコミュニケーションが行われている様子は、非常に素晴らしい文化だと感じました。こうした環境が整っているからこそ、VWOの導入が最大限に活かされ、サービスの品質向上に繋がっているのだと実感しています。
また、ビジュアルエディタを活用したテスト実装も増えているとのことですので、今後さらに活用を進めるための支援をしてまいります。

今本 たかひろ/MarTechLab編集長
料理人→旅人→店舗ビジネスオーナー→BPO企業にてBtoBマーケティング支援チームのPLを4年半経験し、2023年2月よりギャプライズへジョイン。フグを捌くのもBtoBマーケティングを整えるのも根本は同じだという思考回路のため、根っこは料理人のままです。家では猫2匹の下僕。虎党でビール党。