ECサイト売上UPの鍵は、購入者のリアルな動画

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ECサイトの課題は、実際に商品を手に取ったりスタッフと対話することができないため、店舗の実体験とギャップが生じてしまうことです。

そのため、購入者のリアルな声や撮影した商品写真など、UGC(ユーザー生成コンテンツ)を活用したマーケティング手法が重要になっています。
特に写真や動画など、視覚的に訴える方法はテキスト情報以上に影響力が高いといわれています。

例えば、
写真に1,000語の価値があるとしたら、
動画の価値はどのくらいになるでしょうか?

Forrester Researchによると、約180万語の価値があるとされています。

本記事では、動画の重要性と活用事例をご紹介します。

 

1.購入の決定打になるコンテンツとは?

57%は写真や動画が影響

YOTPO社調査結果によると、最も影響力のあったコンテンツは「テキストによるレビュー」です。

しかし裏を返せば、残りの57%はユーザーが撮影した写真や動画のような「視覚的コンテンツ」が影響力をもっていたことがわかります。

その内24%が動画となっており、今後動画コンテンツ自体が増えてくることで、より重要性が増してきます。

2.Instagramユーザー60%はプラットフォーム上で商品を見つける

買い物客が期待するコンテンツ

これまで商品やサービスを見つけるまで「Googleでキーワード検索する」が主流でしたが、現在はより視覚的になりました。

60%ものInstagramユーザーがプラットフォーム上で商品やサービスを見つけています。

そのため、買い物客があなたのECサイトに着地すると、ソーシャルでスクロールしたときに見られるような、リアリティのある新鮮な動画コンテンツを期待しています。

ECサイト購入42%が返品

皆さんは、ECサイトで購入して失敗したことはありますか?

実は、買い物客の42%が過去6か月間にECサイト購入で返品しているという結果が出ています。

これは、写真やテキストの説明だけでは、実際の外観・色・サイズ・手触り・商品の実際の仕様など、あらゆる情報が不十分であったためです。

購入者が商品を使っている動画は、このオンラインと現実のギャップを埋めることができます。

[引用]The Next Step in Visual Marketing: Introducing Customer Videos

3.動画の活用事例

チュートリアル動画

美容ブランドの場合は、メイクアップコスメの使い方動画を掲載することで、実際の発色やメイク効果を疑似体験することができます。

例えばアイシャドウの色を選ぶ場合でも、肌につけた時にどんな色合いになるのか・チークやリップはどんな色と合うのか?、といった店舗で購入する場合と同様に検証できるため、購入の一押しになるコンテンツです。

体験を伝える

例えば、水着やリゾート着などのファッションブランドの場合は、リゾートでの体験動画をアップすることで、買い物客の興味を引き付けることができます。

今、旅行先もInstagramで見つけ選ぶ時代になっています。同じように水着なども、「旅先で着たい」「これを着て写真を撮りたい」というニーズを取り込むキッカケとなります。

よりリッチなコンテンツへ

UGCコンテンツに、購入者から収集した写真だけでなく動画も加えることで、どんな人が利用しているかより知ることができ、商品を身近に感じることができます。

買い物客は、「自分と同じような属性の人が商品を購入している」という事実に安心感を覚えます。テキストだけでは伝えられない情報も、動画の力を使って伝えていきましょう。

4.まとめ

顧客は、最高のマーケティング担当者です。
Instagramで作成されている高品質の動画を収集し活用しましょう。

世界200,000サイトで導入されているUGCマーケティングツールYOTPOを活用すると、購入者が作成したブランドの動画をハッシュタグなどを元にInstagramから収集し、ECサイトに表示することができます。

ブランドは動画制作にリソースを費やしたり、収集に手作業で時間を費やす必要はありません。

詳しい機能はこちらをご覧ください。

※本記事は、「What Type of Customer Content Do Shoppers Trust?」「The Next Step in Visual Marketing: Introducing Customer Videos」を翻訳・加筆したものです。

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勝見 理恵

2012年ギャプライズ入社。 5年間Web集客コンサルタントとしてクライアントワークに携わり、リスティング広告からFacebook・Instagram・TwitterなどのSNS広告まで幅広く活用。 ClicktaleやOptimizelyを活用したサイト改善コンサルタントを経て、現在は自社のマーケティング担当。

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