UGCで効果アップ!Googleショッピング広告の新機能(米国)

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ECサイトへの集客に効果的な「Googleショッピング広告」

現在、ブランドを含まない小売検索の82%はGoogleショッピングを経由していると言われています。

Googleショッピング広告は進化しており、2019年米国で「顧客の写真を表示する」機能が実装され、UGC(※1)を活用した広告に注目されています。

どんな効果が期待できるのか?
日本での機能リリースは未定ですが、ご紹介させていただきます。

(※1)UGC(User-generated-content):ユーザーによるSNSへの投稿、ECサイトの商品レビューなど、企業側ではなく消費者であるユーザーによって制作・発信されるコンテンツ。詳しく知りたい方は「売上に直結!「UGC」とは?マーケティングで重要な理由と活用事例」をご覧ください。

1.Googleショッピング広告の重要性

「Googleショッピング広告」は、Google検索結果画面(※1)で、
・商品画像
・商品名や価格などの詳細
・レビュー(星評価)
を表示することで、ECサイトへのトラフィックと販売を促進します。

(※1)広告の表示位置は、検索結果によって異なります。


[引用]Google Shopping Guide: Everything You Need to Know About Google Shopping Ads | Yotpo

Search Engine Journal創設者ローレンベイカーによると、Googleショッピング広告は重要なECサイトのチャネルとなっており、ブランドは広告投資をGoogle検索からGoogleショッピングにシフトしています。

ショッピング広告は、Googleのテキストベースの広告よりも大きな影響を与える可能性が高く、「スクロールせずに見える範囲」に配置される広告はモバイルユーザーにとって特に重要です。


[引用]Google Shopping Guide: Everything You Need to Know About Google Shopping Ads | Yotpo

では、どのような商材で注力されているのでしょうか?

SIDECARの調査レポート「Googleショッピングにおける前年比モバイル収益」によると、
・健康/美容 76%
・花/ギフト 80%

が特に伸びている結果でした。


[引用]2019 Benchmarks: The Google Ads KPIs for Your Retail Vertical | Sidecar

また、レポート詳細を見ていくとGoogleショッピングの成長は、次の2つの要素に支えられています。

・アパレル
Googleショッピングで市場シェアの37%を獲得し成長し続けている。
ファッション業界全体の年間成長率は平均3.5%、スポーツウェアは7.5%の成長率となり、競争も激化。

・モバイル
Googleショッピング広告は、広告費の79%をモバイルに投資しクリックの87.2%を獲得(米国)。
モバイルショッピング広告は小売業者の検索広告費用の38.6%を占めており、これらのキャンペーンは全ての検索(米国)でクリックの41.8%を獲得。

今後ますます、各ブランドのGoogleショッピング広告への出稿量が増え、競争の激化が予想されます。

次の章でご紹介するGoogleショッピング広告新機能は、UGCを広告活用で他社との差別化が期待できます。

2.顧客の写真を表示!Googleショッピング新機能

ECサイトにおける購入意思決定に大きく影響する、購入者のレビューや写真などのUGC(ユーザー生成コンテンツ)

Googleは、Googleショッピングに顧客の写真を表示するための新しい機能を展開しました。(現在米国のみ)

他社の広告出稿量が増えショッピング広告費用対効果が悪化。
そんな時、UGC活用で「クリック率の改善」「コンバージョン単価の改善」を実現します。

・クリック率の改善
買い物客の77%は、ブランドのプロの写真よりも、「顧客の本物の写真」が購入の決定に影響すると考えています。
購入者が生成した写真を表示することで、より興味喚起し、クリックしてECサイトへの流入を促すことができます。

・意欲的な買い物客を逃さない
Googleで商品を検索する顧客は、探しているものをすでに知っています。UGCによる強力なソーシャルプルーフは、購買の後押しとなります。
実際、顧客の写真は、クリックしてECサイトにアクセスする前でも買い物客に購入を促す効果があり、結果的にコンバージョン単価を削減します。

3.まとめ

UGCマーケティングツールYOTPOは、この新しい機能を提供できるGoogleのパートナーの1つです。

現在米国のみとなりますが、YOTPOユーザーは、ショッピング広告に写真を表示できる最初のブランドになります。

「今、日本でYOTPOを活用しECサイトで何ができるか?」
ご興味を持っていただいた方は、是非こちらから資料ダウンロードしてください。

※本記事は、「Google Shopping Ads with Customer Photos | Yotpo」、「Google Shopping Guide: Showcasing Ads, Benefits & More | Yotpo」の翻訳・加筆しています。

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勝見 理恵

2012年ギャプライズ入社。 5年間Web集客コンサルタントとしてクライアントワークに携わり、リスティング広告からFacebook・Instagram・TwitterなどのSNS広告まで幅広く活用。 ClicktaleやOptimizelyを活用したサイト改善コンサルタントを経て、現在は自社のマーケティング担当。

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