顧客の実体験やUGC活用した、母の日マーケティング事例5選

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Eコマース業界にとって、母の日は新たな売上を生み出す絶好の機会です。

2019年の母の日ギフトへの支出は昨年を上回り、世界で約250億ドルに達しました。
日本市場だけでみても、前年に比べ35億円増加したといわれています。

Amakaiの調査によると、2019年の母の日の前の週には、モバイルデバイスでの小売業者のトラフィックが前年比で12.7%増加
また、デスクトップ及びタブレットでの買い物客のコンバージョン率は2.5%から3.2%に上昇しました。

さらに、最近のYOTPO調査では、回答者の半数近く(43.20%)が、外出自粛により、普段より多くオンラインショッピングをする予定だと答えています。

本記事では、母の日を前に顧客の実体験に着目した、母の日マーケティング事例5選を紹介します。

1.ありふれた光景に着目 Google Home Hub: #HeyMom!

視聴者の実体験に重なるような動画広告は、人々の記憶に残ります。

Googleの2019年「#HeyMomキャンペーン」では、あらゆる年齢層の子供たちが母親に助けを求めたり、アドバイスを求めたしている様子が描かれています。

母親を頼りにしているという感覚は、私たちが何か質問があるたびに Google を頼る感覚とよく似ています。

また、GoogleはTwitterで動画広告を共有し、フォロワーに「お気に入りの#HeyMomストーリーは何ですか?」と質問。

コメントに直接返信するなどして、ファンとの交流を行いました。

2.サービスに親近感を ADT: No One Protects Like a Mother

顧客は広告に信憑性を求めていて、美しいポスターではなく、製品やサービスについて率直に語る実在の人物に惹かれます。

米国でセキュリティサービスを提供するADTの2019年母の日マーケティングキャンペーンでは、カンザス州の都市ウィチタにある同社のカスタマーケアセンターで働く母親たちの実話を取り上げました。

※下記動画はYouTube遷移で視聴できます。

タグライン「No one protects like a mother」を用いて、ADTは従業員の親近感と人間性を伝えることに成功しており、潜在的な顧客は “そういう人たちにこそ我が家を守ってもらいたい “と思っていることでしょう。

3.遠く離れた愛する人へ Kay Jewlers:#LoveIsUnstoppable

外出自粛期間中、大切な人に会えない人は多くいます。

母の日に合わせてリリースされた最近のKay Jewlersのキャンペーンでは、物理的に離れていても、お互いを気遣う気持ちを示す方法をたくさん紹介しています。

InstagramとTwitterでは、#LoveIsUnstoppableを用いて、フォロワーから愛の物語を募集しました。また、キャンペーンを広めるため、「バーチャルハグ」などのデジタルギフトをプレゼントしています。

4.実在の母子のエピソード Tesco:#EveryMum

イギリスの食料品チェーン・Tescoは、母の日を祝うキャンペーンで、義理の母、里親の母、産みの母、養子の母、おばさんなど、さまざまな種類の「母」の実話にスポットを当てています。

俳優ではなく実在の母子の様々なエピソードを起用することで、多くの家族が見過ごしている母の日を思い出させ、視聴者の心の琴線に触れることに成功しています。

5.母親の本音を代弁 Kraft: Mother’s Day Away

2019年の母の日に向けて、クラフトは5万ドルの予算で、母の日に休みたいママのために、その日のベビーシッターの費用を返済することを約束しました。

このキャンペーンは、「1番のプレゼントは休日だ」という正直なメッセージが多くのメディアに取り上げられました。

おむつやマカロニネックレスなどの商品とのタイアップではなく、母親の本音を浮き彫りにすると同時に、地域社会との継続的な対話への道を切り開いたのです。

6.まとめ

今回紹介した母の日のキャンペーン広告は、顧客の実体験を起用することで、多くの視聴者から共感を得て、彼らに感動を与えました。

このように、消費者の体験や声から生まれたコンテンツは、人々の心を強く動かします。

・ハッシュタグキャンペーンは、単に商品PRのためではなく顧客との会話に活用する
・実在の人物、実話を活用することで顧客にとって身近なストーリーへ
・顧客の”本音”に刺さるメッセージを

母の日を通じて、よりブランドを身近に感じてもらえる日にしましょう。

※本記事は、「The 5 Best Mother’s Day Campaign Ideas to Drive Customer Engagement」を翻訳・加筆修正したものです。

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勝見 理恵 MarTechLab編集長

勝見 理恵 MarTechLab編集長

2012年ギャプライズ入社。 5年間Web集客コンサルタントとしてクライアントワークに携わり、リスティング広告からFacebook・Instagram・TwitterなどのSNS広告まで幅広く活用。 ClicktaleやOptimizelyを活用したサイト改善コンサルタントを経て、現在は自社のマーケティング担当。

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