SEO対策会社が選ぶ!ASP型サービスで内部施策に強いECサイトを作る際の6つの施策と注意点

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SEO対策会社ユナイテッドリバーズの沢辺です。
今月からYOTPO様のブログにて、主に集客に関するテーマで記事執筆することになりました。これからよろしくお願いいたします。

今回は、ASP型のサービス(プログラムをインストールしたりせず、WEB上で利用するサービス)を
使ってECサイト制作する際のSEO対策上の注意点について紹介させていただきます。

さて早速ですが、ECサイトの集客で欠かせないのがSEO対策です。
検索エンジンで自社の商品に関連するキーワードで検索をする方は、
商品を探しに来ている可能性が高く購入に至りやすい為、昔からECの業界ではSEO対策でしのぎを削っています。

ASP型ECサイト構築サービスを使ったECサイトで行うSEO対策のポイントは?

Googleに評価されやすいHTML構造にできるかチェックしよう。

以前書いたこちらの記事で紹介していますが、
SEO対策でやるべきことはたった4つだけ!アップデートで単純明快になった【2016年最新版、随時更新】

どんなジャンルのサイトでもSEO対策では主に4つの施策を行います。

・Googleから評価されやすいサイトの構造とHTMLにする。※よく「SEOの内部施策」と言われるのがこの施策です。

・ページ内のテキスト量を充実させ、情報を充実させる。

・ページ数を増やし、サイトのボリュームを増やし、情報を充実させる。

・SNSで拡散することで、自然リンクを増やしGoogleに「人気がある」と認識させる。

ASP型ECサイト構築サービス(以下、簡略化して、ASPサービスと記載します。)を使ったSEO対策では、
上記の中でも特にGoogleから評価されやすいHTMLやサイト構造にするという箇所が肝になります。
具体的には、以下ページに記載しているような例が挙げられます。
Googleに評価されやすいHTML構造の作り方

上記のチェックリストですが、アンケートにお答えいただいた方に
エクセルファイルでお渡ししております。よかったらぜひご協力ください。

【内部施策チェックシートプレゼント】ECサイト集客に関するアンケート

ASPサービス選定の際、上記のURLやエクセルファイルを営業担当者に送って実装できるか確認したり、検討中のASPサービスを使っているサイトがどのくらい実践できているかチェックしたりすると良いです。

内部施策がきちんと出来ないと、
せっかく良いページやテキストを作ったり、たくさん自然リンクを集めたりしてもGoogleから評価されづらくなってしまうので、自社のECサイトで使うASPサービスを決める前には注意が必要です。

SEO的に完璧な仕様は無理?そんな時に抑えておきたい「特に大事な6つの施策」とおまけの1施策

内部施策が大事だと書きましたが、ASPサービスを使って、先述のチェックリストの中の施策を全部やるのはなかなか難しいです。
というのも、ASP型サービスの提供側も日々たくさんの利用者の要望に応えて機能開発をしている為、
専門家でないとわからないようなSEO対策の細かいチューニングまではなかなか追いつかないのが実情だからです。

以下、
できないとまずい4施策、できれば実施したい2施策、できるとより良い1施策の
三段階で上げておきますので、参考にしてみてください。
複数のASPサービスを比較検討する場合、何が出来て何が出来ないのか比較するのに使うのも良いと思います。

できないとまずい施策

(特に詳細ページと一覧ページの)title・h1変更。全ページで共通になってしまう、h1タグをテキストで入れられない等の場合は使用を避けた方が良い。
読み物コンテンツのページが追加できない。商品ページでしか、ページ数を増やすことができないサービスは避けた方が良い。
Searchconsoleに登録する為のsitemapが生成できない。出来てもGoogleのインデックスが必要なページが全部サイトマップに入らない。

できれば実施したい施策

パンくずリストの設置。出来ても、上位表示したい一覧ページにリンクできない。
TOPページ・一覧ページにテキスト設置できない。

実施できるとよりよい施策

詳細ページから他の商品へのリンク(人気商品・関連商品・お勧め商品など形式はなんでも良い)

おまけ

商品のレビュー機能。(なくても良いが、成約率アップにも効果的なのであった方が良い。ただし「テキストが少ないページが生成されないように」注意が必要)

ASPサービスの実情紹介:ASPサービスでSEOの内部施策はできるのか?

数年前までは、「できないとまずい施策」もできないASPサービスも多くありましたが、
最近は、有名なASPサービスであれば、少し工夫をすればほとんど上記の施策は実施できるようになっていると思います。

必要な内部施策を実施できるASPサービスと事例紹介

紹介した内部施策ができるASPと実践できているサイトをいくつか紹介します。
ただ、どこもデフォルトの設定通り作っても内部施策が全て反映される訳ではないので、ぜひ参考事例を見つつヘルプを探して実装したり、サポートに問い合わせてやり方を聞いたりして進めてください。(結局何らかコードを書く必要はあります。)

カラーミーショップ

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参考:https://shop-pro.jp/
GMOインターネットが提供するECサイトASPで一番有名なサービスの一つがカラーミーです。
以前はSEO対策の視点で見ると問題がある状態だったのですが、近年はとてもよくできています。下記のサイトでも内部施策をかなりきれいに実装しています。

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参考:http://bbl-shop.com/
ASPが躓きがちなパンくずリストや内部リンクもしっかり実装されていますし、細かいところですがブランドの一覧カテゴリの一覧ページにも独自のテキストが設置されています。

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↑タグを使って重要ページへのリンクを確保しています。

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↑テキストが細かいカテゴリにまで設置されています。

また内部施策以外の施策でも優れたサイトはたくさんあり、オウンドメディアの代表的な事例になった北欧暮らしの道具店も
カラーミーショップで実装されています。
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参考:http://hokuohkurashi.com/

メイクショップ

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参考:http://www.makeshop.jp/
カラーミーショップと同じGMOグループですが、メイクショップも最新のバージョンではかなりきれいに内部施策が実装できます。
無料体験を申し込んだ方限定のデモしかないので、実際の最新バージョンを出せないのですが、
実際に使っている例では、
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参考:http://www.nairepen.jp/
上記のサイトは比較的うまく出来ているように感じました。

ショップサーブ

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参考:https://sps.estore.jp/
最近、ショップサーブで作ったサイトを改修する機会があったのですが、かなり自由度が高く、実装したい内部施策については全て実装できましたし、下層ディレクトリにWordPressを設置することもできるのでオウンドメディアをつけて、コンテンツ更新できるようにもできました。
また、サポートにメールで質問した際も都度明快に回答いただけたので、非常に使いやすく感じました。

これからは基本的な内部施策だけでなく、コンテンツの充実が大事。

ここまで記載した内部施策は、実は「できていることが大前提」の施策です。
SEO対策会社としては悲しいのですが、大前提ができていないECサイトが非常に多いので詳しく解説をしました。
ここまで記載したような内部施策が実装できたら、テキストやページを増やして「コンテンツが充実したサイト」にしていきましょう。

上記のサイトでは、各サービスでコンテンツ機能がついていますが、
ショップサーブのように下層にWordPressを設置することができる場合は、WordPressの導入すること
カラーミーショップのように下層に自由にディレクトリが置けない場合にはサブドメインにはてなブログプロを導入することをお勧めします。

コンテンツを増やし、SNSで拡散できる仕組みを導入した上で、
【コンテンツSEO】検索流入が爆増する超強力な記事を作るための4つのステップの全解説
↑こちらの記事などを参考にユーザーが興味を持って検索しそうなキーワードを使って記事作成し、投稿・拡散していくことでページと自然リンクが増え、アクセスアップに繫がっていきます。

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