ロングテールキーワード活かせてますか?レビューの意外な活用術!
レビューマーケティングツール【YOTPO】担当の宇田です。
今回は、レビューの見落とされがちな活用法をご紹介していきます。
ロングテールキーワードとは?
皆さんはネットで買い物をしようとするとき、どのように検索するでしょうか。
たとえばパソコンを買いたいときには「パソコン」とだけ検索するでしょうか。
恐らくそうではなく「パソコン 軽い 高性能」のように自分の条件にあったキーワードを組み合わせて検索するでしょう。
ロングテールキーワードとは、このように複数の言葉を組み合わせて検索されるキーワードや検索された回数が少ないワードのことを指します。
ロングテールキーワードはこんなに重要!
ECサイトなどの「ネットで買い物をする」ということが普及する以前は「全商品の上位20%の商品が売り上げの80%を占める」というパレートの法則が一般的でした。
しかし、ネット上での買い物においては反対に「年に一度売れるかどうか程度の商品の総売り上げが人気商品の総売り上げに勝る」と言われています。
このために、現在のECサイト運営において売れ筋では無い商品を幅広く取りそろえるということが重要となっています。
これと同じくサイトのアクセスについても、よく検索されるされるワード(いわゆるビッグワード)に比べてロングテールキーワードからの流入がかなり多くの割合を占めています。
Wordtracker社の調査において、1か月の自然検索流入のうち上位10個のキーワードからの流入数が全体の約10%だったのに比べて、流入数1件のロングテールキーワードの合計が全体の約40%を占めていました。
このデータからも、ビッグワードだけでなくロングテールキーワードからの流入を確保することも重要な取り組みであることが分かると思います。
レビュー活用術
では、どうやってロングテールキーワードからの流入を捕まえるのでしょうか。
一般的に何かキーワードをヒットさせたい場合には、そのキーワードをタイトルまたはページ内に書き込む必要があります。
しかし、ニッチなキーワードまで把握してサイトに書き込むというのはとても労力を要する作業です。
そこで活用されるのがレビューです。
YOTPOのインラインSEO機能は、専用のAPIを使用しJavaScriptではなく静的なHTMLとして、サイトのソースに見えない形で書き出す事ができます。
よって、レビューをサイトコンテンツとして検索クローラーに認識させることを可能とします。
検索クローラーとは、様々なサイトなどを巡り記事のデータを収集し検索結果に反映させるシステムであり、Googleなど多くの検索エンジンが導入しています。
この検索クローラーはすべての情報を読み取ってくれるわけではなく「せっかくレビューをたくさん貰ったのに検索に反映されない…」なんてことにもなり得ます。
しかし、インラインSEO機能によってレビューをコンテンツとして検索クローラーに認識させ、検索結果に反映させることができるのです!
これにより、より多くのロングテールキーワードを拾うことができます。
たとえば、あるカメラについて「このカメラは軽い割に頑丈なので山登りのお供にもってこいです!」というレビューがあった場合、そのレビューから「カメラ」「軽い」「頑丈」「山登り」などのキーワードを拾えます。
そのため、「軽いカメラを探している人」「頑丈なカメラを探している人」「軽くて山登りに使えるカメラを探している人」など様々な人の検索に応じることができます。
このようにレビューが増えれば増えるほどロングテールキーワードを拾うことができ、様々な要望を持った人に広くサイトを訪れてもらえるようになります。
また、インラインSEOによりレビューがコンテンツとして検索クローラーに認識されることでサイトの検索順位を上げることもできます。
この検索順位を、どう決めているかというアルゴリズムは公開されていませんが、レビューや口コミといったものは重要な評価対象だと言われています。
事実、Beanilla社はYOTPO導入後 Googleにおいて「Vanilla Beans」での検索順位を2番目まで上げることに成功しました。(参考:Beanilla Uses Yotpoto Boost Search Rank)
まとめ
いまや、レビューは商品の信頼を高めたり購入時に参考にされたりするだけのものではございません。
お客様からのレビューにより、また新たなお客様をサイトに呼び込むこともできるのです。
広告費を最低限に抑え、SEOの強化を可能とする。
ぜひ、その為にもYOTPOのレビューマーケティング機能を活用してみてください。