今さら聞けない、Twitter広告の基礎知識

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2019/07/16

Twitterは、興味関心でつながるSNSであるため、消費行動が読み取りやすいのが特徴です。
公式ホワイトペーパーによれば、「発売」「欲しい」「買った」が含まれるツイートは、年間7,500万以上ツイートされ、Twitterで見かけた飲み物を買ってみようと思ったことがあるユーザーは55%もいます。

このように、認知や消費行動に強みを持つTwitterは企業にとって広告を出稿するのに適した媒体です。
今回は、Twitter広告アカウントの開設法と、いまさら聞けない基礎知識をまとめました。

1.Twitter広告アカウントの開設方法

Twitterで広告配信をする場合、広告アカウントを作成する必要があります。

Twitterで、広告アカウントの作成法を検索すると、

Twitter広告アカウントはTwitterユーザー名に紐づいています。広告アカウントを作成するには、まずTwitter.comで@ユーザー名にログインし、ブラウザーでads.twitter.comに移動します。ads.twitter.comから広告アカウントを設定を行い、そのユーザー名から、ツイートを利用したプロモーションを行うことができます。

と書いてあります。
当然ながら、Twitter広告は、Twitterのアカウントを持っていることが必要です。

Twitter広告では、
・成人向けのコンテンツ
・著作権違反
など、広告出稿が禁止されているものがあります。
詳しくは、公式ページをご覧ください。

2.Twitter広告の基礎知識

Twitter広告の基礎知識として、広告の種類と出稿形態は理解しておくべきです。
Twitter広告は、広告の種類を選択することで、広告の出稿形態が確定します。

広告種類と広告形態

2-1.Twitter広告の種類

Twitter広告は、3種類あります。
・最短5ステップで広告出稿が可能な「クイックプロモート」
・毎日最初の10ツイートを自動配信してくれる「オートプロモート」
・細かな設定が可能な「Twitter広告キャンペーン(Twitter広告)」

クイックプロモート

クイックプロモート最大の特徴は、手軽に広告出稿が可能なことです。
出稿方法は、以下の通りです。
まず、プロモーションしたいツイートのアクティビティアイコンをクリックします。

クイックプロモート手順1

次に、ポップアップが表示されるので「Twitterにログイン」を押します。

クイックプロモート手順2

最後に、ターゲットの地域と予算を承認すれば、完了です。

クイックプロモート手順3

クイックプロモートは、月額5,000円から始めれます。
広告の出稿形態は、プロモツイートです。
Twitter広告の中で、最も手軽な広告手法ですが、地域のターゲティングしかできません。

そのため、ツイートを届けたい層に正確に届くとは限りません。

オートプロモート

オートプロモート最大の特徴は、運用が不要な定額制のTwitter広告である事です。
出稿方法は、以下の通りです。
まず始めに、プロフィールからオートプロモートを選択します。

オートプロモート手順1

次に、オートプロモートの画面に遷移するので「はじめる」をクリックします。

オートプロモート手順2

国とタイムゾーンを決定します。日本を選択してください。

オートプロモート手順3

次にターゲティングを選択します。
ターゲティングは、興味関心か地域のどちらか一方を選択できます。

オートプロモート手順4

興味関心ターゲティングの場合は、表示されているパネルからターゲティングに使用したいパネルを最大5つ選択します。

オートプロモート手順5

地域ターゲティングの場合は、ターゲティングに使用したい地域を検索から最大5つ選択します。
地域の分け方は、「関東」「東京都」「東京23区」の地域レベルと都道府県レベルで分けられています。

オートプロモート手順6

すべて、選択し終わったら、支払方法を入力して完了です。

オートプロモート手順7

オートプロモートは、月額9,900円で出稿可能です。
広告の出稿形態は、プロモツイートとプロモアカウントです。
出稿の基準は、Twitter広告の品質ポリシーを通過した毎日最初の10ツイートがプロモツイートキャンペーンに自動的に追加されます。
追加された、ツイートは、ターゲティング対象に選んだ対象に配信されます。
ただし、ターゲティングは、5つの興味関心と地域の設定のどちらかのみ可能です。

また、オートプロモートで閲覧可能な指標は、
・リーチした人数
・獲得フォロワー数
・プロフィールへのアクセス
・各ツイートのパフォーマンス
です。

オートプロモートは、クイックプロモートよりは正確ですが、リーチしたい層と実際にリーチする層がずれる可能性があります。

Twitter広告キャンペーン(Twitter広告)

Twitter広告キャンペーン最大の特徴は、8つの目的×9つのターゲティングで細かな配信設定を行うことができる事です。
Twitter広告キャンペーンは、まず初めに、目的を選択します。
目的は、
・ツイートのエンゲージメント
・プロモビデオ再生数
・ブランド認知度の向上
・ウェブサイトへの誘導数またはコンバージョン
・インストリーム動画広告再生数
・フォロワー
・アプリインストール数
・アプリの起動回数
の8種類です。

目的一覧

次に、日別予算と予算総額を決めます。
その後、オーディエンスの機能と特性を用いてターゲットを絞ります。
ターゲットの絞り込みは、
・言語ターゲティング
・性別ターゲティング
・インタレストターゲティング
・フォロワーターゲティング
・端末ターゲティング
・行動ターゲティング
・テイラードオーディエンスターゲティング
・キーワードターゲティング
・地域ターゲティング
の9種類です。

ターゲット一覧

最後にクリエイティブを設定して終了です。
クリエイティブも様々な方法でユーザーの注目を集める方法があります。
※ターゲティングやTwitter広告キャンペーンに関しては、今後公開される記事で深くお伝えしていきます。

2-2.Twitter広告の出稿形態

Twitter広告の出稿形態は主に3つです。
それぞれ、「プロモツイート」「プロモアカウント」「プロモトレンド」と呼ばれ、広告の種類やキャンペーンの設定によって、どこに出稿されるかが決まります。

PC出稿画面

まず、PCの場合です。
「プロモツイート」は、タイムラインの中にフォローした覚えのないアカウントからの投稿が表示され、「プロモーション」と明記されているツイートの事です。
「プロモアカウント」は、オススメアカウントが3つ表示される中に、「プロモーション」と明記されているアカウントの事です。
「プロモトレンド」は、トレンド内で一番上に広告を表示されていて、かつ「プロモーション」と明記されているトレンドのことです。

すべて「プロモーション」と明記されています。

スマホ出稿画面

次に、スマートフォンなどのモバイル端末の場合です。
スマートフォンの場合、Twitterを開くと一番最初に表示されるのがタイムラインです。
そのため、プロモツイートが一番目に留まる可能性があります。
プロモアカウントは、タイムラインに紛れて登場することがあります。

なお、PC,モバイル共に、プロモトレンドを広告主が購入することはできません。
Twitter社または、Twitter社から認定を受けている広告代理店からの出稿のみ可能です。

3.まとめ

今回の記事で、いまさら聞くのに抵抗がある、Twitter広告のアカウント作成法と基礎知識を十分理解していただけたのではないでしょうか。

弊社では、Twitter広告の運用など様々な広告媒体の運用を行っております。

何かお困りのことがあれば、ご気軽にご相談ください。

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本間 耀基

2019年1月ギャプライズ入社。インターン生。

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